FX取引業者を選ぶ時、多くの方が気にするのがスプレッドです。
スプレッドが大きい、小さいかによってFXトレードで得られる利益が変わるからです。
では、XMTradingのスプレッドはどうかというと…
目次
そもそも、「スプレッドって何?」という方は!
FX初心者の方の多くが勘違いしている内容があります。
FX取引業者が儲けているのは、私たちトレーダーが勝ったり、負けたりするからではありません。
あくまでFX取引業者が儲けているのは、私たちトレーダーがトレードする際に支払う売買手数料があるからです。
その売買手数料の事を「スプレッド」と呼びます。
もう少し詳しく説明するとスプレッドとは買値(Bid/ビッド)と売値(Ask/アスク)の差額の事です。
ですから、私たちトレーダーがトレード回数を増やせば増やすほどFX取引業者が儲かる仕組みになっているのです。
また、同じFX取引業者でも通貨ペア(保有している通貨の組み合わせ)によって、スプレッドも異なります。
取引量が少ないマイナーな通貨ペアほどスプレッドが広くなるのが一般的です。
XMTradingは口座タイプによりスプレッドが異なる!
XMTradingには口座タイプというものがあります。
口座タイプはスタンダード口座、マイクロ口座、ZERO(ECN)口座の3種類から選べます。
まだ、口座タイプというものが分からないという方は以下の記事を参考にして下さい。
実はですが、XMTradingは口座タイプごとにスプレッドが異なります。
更に言うと、FXトレードで気にするのはスプレッドと同時に別途、売買手数料がかかるものがあります。
XMTradingの場合は、スタンダード口座とマイクロ口座はスプレッドだけで売買手数料はかかりません。
一方のZERO(ECN)口座は最小スプレッドですが、売買手数料がかかるのです。
少し分かりずらいかと思うので、以下にXMTradingの口座タイプごとのスプレッドと売買手数料を以下にまとめておきました。
XMTradingの口座タイプごとのスプレッドと売買手数料!
では、実際にXMTradingの口座タイプごとのスプレッドの違いがどうなのかを一覧表にまとめておきました。
以下の表は、通貨ペアのUSD/JPYの場合を元にスプレッドを記載しています。
口座タイプ | 売買手数料 | スプレッド |
スタンダード口座 | 無料 | 1.6pips |
マイクロ口座 | 無料 | 1.6pips |
ZERO(ECN)口座 | 1.0pips | 0.1pips |
XMTradingの口座タイプごとのスプレッドというのは、必ずしも一定ではありません。
多少なりともスプレッドにはバラつきがあります。その為上記のスプレッドは各口座タイプの平均スプレッドになります。
この表を見ても分かるように、スタンダード口座とマイクロ口座はスプレッドが高めの代わり売買手数料は無料です。
一方、ZERO(ECN)口座は極めて低いスプレッドである代わり売買手数料がかかります。
これだけなら、ZERO(ECN)口座の方がお得にも感じるところですが、そこまで単純な話でもないのがXMTradingです。
XMTradingには各種ボーナスが設けられています。
中には、スタンダード口座、マイクロ口座は貰えても、ZERO(ECN)口座は貰えないというものもあります。
XMTradingのボーナスについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にすると良いかと思います。
ですから、XMTradingで口座タイプを選択する時は、スプレッドだけでなくトータルでどれがお得か検討するべきです。
国内のFXトレード会社のスプレッドと比較すると!?
上記のように、XMTradingスプレッドは各口座タイプごとで違います。
では、そこで疑問なのは国内のFX取引業者のスプレッドと比べて高いのか低いのかという事です。
そこで、以下に国内のFX取引業者の売買手数料とスプレッドの一覧表を参考に載せておきます。
【国内FX取引業者の比較:USD/JPYの場合】
取引業者 | 売買手数料 | スプレッド(USD/JPY) |
GMOクリック証券 | 無料 | 0.3pips |
DMM.com証券 | 無料 | 0.3pips |
外為オンライン | 無料 | 1.0pips |
外為どっとコム | 無料 | 0.3pips |
FXブロードネット | 無料 | 0.3pips |
みんなのFX | 無料 | 0.3pips |
LIONFX | 無料 | 0.3pips |
FXプライム by GMO | 無料 | 0.6pips |
SBI証券 | 無料 | 0.5pips |
見ての通りですが、国内のFX取引業者は売買手数料は無料のところが殆どです。
スプレッドに関しても、0.3pipsの場合は約30円ですから比較的低い傾向にあります。
この事からも分かるように、XMTradingをはじめ海外FX取引会社は国内FX取引業者よりスプレッドは高めという事です。
ただし、XMTradingは国内FX取引業者にはない最大レバレッジ888倍というメリットもあります。
ですから、XMTradingのメリット・デメリットを比較しながらFX取引業者を選ぶのが賢明という事でしょう(・∀・)b
XMTradingのスプレッドとトレードスタイルの関係性
FXで取引を開始する時、多くの方がまず始めに選択しないといけないのがトレードスタイルです。
FXを取り組む上で自分の今の生活スタイルとトレードスタイルをうまく組み合わせることは非常に重要です。
トレードスタイルについては以下の記事で詳しく解説しているので、参考にして下さい。
私が最近、ネットでFX商材のを見ていると、「スキャルピング」について触れているものがよくあります。
スキャルピングというのは、超短期取引で数分~15分程度の間で、1日の間に何度もトレードをするスタイルです。
ここでネックなのは、「複数回のトレードだとスプレッドがかさむのでは?」という事です。
XMTradingはスキャルピングにあまりおすすめしない!
結局のところ、XMTradingはスキャルピングに向いているのかと気になる方も多いかと思います。
そこで、私個人の意見を以下にまとめておきます。
XMTradingは、上記のようにスプレッドが国内FX取引業者より1回当たり1pipsほど高いです。
そのような状態でFX初心者が、XMTradingでスキャルピングを始めるのはおすすめしません。
FX初心者の頃は、決済のタイミングも分からずなかなか利益が出ずらい傾向にあります。
その中で、確実にスプレッドで費用だけが捻出すると余計に利益が出ずらい状況ができてしまいます。
ですから、スキャルピングをメインでFXトレードを行いたい方は、先ず、国内FX取引業者を選ぶ事をおすすめします。
因みに、この記事を書いている私は元々、スイングトレードをメインにFXトレードを行っていました。
その為、国内のFX取引業者のGMOクリック証券から、すんなりとXMTradingに移行できました。
同じようにスイングトレードやデイトレードの方はXMTradingへの移行できるので、直ぐにでも行うべきでしょう。
XMTradingのスプレッドが広がる時間帯はいつ?
スイングトレードやデイトレードは、取引時間帯が限られる会社員や主婦に人気です。
ですが、言い方を変えれば時間帯の拘束がある方向けのトレードスタイルとも言えます。
ここで疑問なのは、XMTradingのスプレッドが広がる時間帯はいつなのかという事です。
FX初心者の方は、気づいていないかもしれませんがFX取引業者のスプレッドは必ずしも一定ではありません。
XMTradingに限った事でもないのですが、スプレッドの変動は経済指標発表から早朝に起きやすいようです。
海外の経済状態ですから、必ずしも私たちの活動時間帯に起きる訳ではないのです。
それにスプレッドが大きくなったとしても平均スプレッドに0.2~0.3pipsをプラスした値になる程度になるはずです。
ですから、私たち日本人がXMTradingのスプレッドの変動を気にする必要はあまりないでしょう。
それよりも、トレードでできる限り利益が出るように工夫するべきではないかと私は思います(#^^#)
XMTradingのスプレッドに関する注意点【まとめ】
XMTradingでトレードを開始するに当たりスプレッドを確認するのは大切な事です。
ですが、あまりスプレッドばかりに気を取られると、それ以外の要素を見落としてしまいかねません。
もし、XMTradingを始めるなら以下の内容だけざっくりチェックしてみてはと思います。
- スプレッドは口座タイプごとに違う!
- 口座タイプによっては、スプレッドが低い替わりにボーナスが貰えない!
- スプレッドの変動はそれほど気にする必要はない!
- XMTradingはスキャルピングに向かない!
もし、XMTradingのスプレッドが気になるという時は、デモ口座でトレードするのもありでしょう。
デモ口座でひたすらトレードを繰り返せば、何となくでも利益の出方なども読めてきます。
デモ口座の開設に関しては、後日、記事でまとめておくので参考にしてもらえればと思います(#^^#)
以上、XMTradingのスプレッド:取引手数料は国内トレード会社よりも大きい?スキャルピングには向かないの?…という話でした。