近年は、新型コロナウイルスの影響やロシアのウクライナ侵攻により、会社の給与にも影響が出てきている方も多いのではないかと思います。このような経済状況の中、会社の給与をアップさせていくというのはなかなか難しいのが現状でしょう。

特に若年層や、給与水準が低い職業に従事している方は、生活していくだけでも大変です💦

 

まさゆき
まさゆき
実際に、私も新型コロナウイルスの影響で会社の賞与が全額カットになりました😨

 

この記事を見ている皆さんも、一般の会社員の方がどれくらいの年収を得ているのか気になるところではないでしょうか?

そこで、年代別に会社員がどれくらいの年収を得ているのか、そして、職業ごとに年収が高いか低いかを大まかですがまとめてみました。

 

一般企業の会社員:平均年収は436万円

 

国税庁の『令和元年分 民間給与実態統計調査』によると、2019年の社会人(給与所得者)の平均年収は、436万円でした。

ちなみに、年度別・性別ごとの平均年収は、以下の通りですが、現在は新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻などの影響で、一般の会社員の平均年収は以下の水準よりも低くなっていると予想されます。

 

年度 男性 女性 全体
2016年(平成28年度) 521万円 280万円 422万円
2017年(平成29年度) 531万円 287万円 432万円
2018年(平成30年度) 545万円 293万円 441万円
2019年(令和元年度) 540万円 296万円 436万円

 

一般企業の会社員の平均年収【年代別】

 

国税庁の『令和元年分 民間給与実態統計調査』によると、2019年における世代別の社会人の平均年収は、以下の通りでした。

以下の表は全国の平均年収ですから、地方ごとによっても平均年収に開きはあるでしょう。たとえば、沖縄県と東京都では100万円以上は開きが予想されます。

それらの要素を考慮したうえで、以下の表から自分の平均年収と比較してもらえればと思います。

年齢 男性 女性 全体
20〜24歳 278万円 248万円 263万円
25〜29歳 402万円 328万円 369万円
30〜34歳 470万円 321万円 409万円
35〜39歳 528万円 312万円 444万円
40〜44歳 582万円 317万円 476万円
45〜49歳 629万円 323万円 499万円

 

一般企業の会社員の平均年収【職業別】

 

次に、業界別の平均年収をランキング形式で解説してみようと思います。。平成30年の国税庁による『令和元年分 民間給与実態統計調査』と、以下の通りです。

職業柄、どうしても年収アップが難しいという方も多いはずです。そんな方にこそ、今のままでの職業で生活水準を改善できるか参考になるのではないでしょうか?

 

職業別の平均年収
  • 1位:759万円…電気・ガス・熱供給・水道業
  • 2位:631万円…金融業、保険業
  • 3位:622万円…情報通信業

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  • 4位:520万円…製造業
  • 5位:502万円…建設業
  • 6位:498万円…学術研究・専門・技術サービス業、教育・学習支援業
  • 7位:446万円…不動産業、物品賃貸業
  • 8位:445万円…運輸業、郵便業
  • 9位:437万円…複合サービス事業

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  • 10位:397万円…医療・福祉
  • 11位:383万円…卸売業、小売業
  • 12位:363万円…サービス業
  • 13位:312万円…農林水産・鉱業
  • 14位:251万円…宿泊業、飲食サービス業

全体平均:441万円

 

全体平均を基準に考えると、10位の医療・福祉以下の職業が年収が低めといえるでしょう。実際にこの記事を書いている私も20代の頃は飲食店の調理師として働いていましたが、毎月の手取りは16万円ほどでした・・・

これでは自分一人が生活するのがやっとで、家族を養うという水準にすら達していないですよね💦

逆に上位3つの職業は平均年収を100万円以上上回っています。相対的に「年収が高い」と言えるかもしれません。そして、ここで注目してもらいたいのは、上位の職業と下位の職業では平均年収に2~3倍もあるということです。

この記事を見ているあなたの年収は上記の平均年収を上回るでしょうか?それとそれとでしょうか?

もし、この統計よりも年収が低いようであれば、別の転職先を探すのもアリかもしれません。それとも、本業の仕事と並行して副業で収入を得るということを考えていくべきでしょう☺

 

2021年、副業をしている人の割合は?

 

新型コロナウイルスの流行により、世間では「テレワーク」という言葉がもてはやされるようになりました。

私も勘違いしていたのですが、この「テレワーク」というのは「テレフォン」のことではなく、本来、テレワークとは「tele=離れた所」と「work=働く」をあわせた造語で、ICTを活用した時間や場所にとらわれない柔軟な働き方を意味するそうです😅

副業・兼業はしばしばニュースやテレビなどでも話題になっていますが、実際に副業をしている方は意外と少ないのかもしれません。

しかし、これからの時代年金も少なくなりますし、年金受給開始も70歳からとなるでしょうから、今こそ副業を始めるべきなのではないかと、私は思います。副業は始めるのに遅すぎるということないですから☺

この記事を見ている皆さんは、どう思いますかね??

 

副業で月に5万円以上稼いでいる人は何%?

 

では、副業をしたとして本当に稼げるようになるのかが疑問なところではないでしょうか?

近年、副業を解禁する大手企業も増えてきた影響もあり、副業で10万円以上を稼いでいる人の割合は「34.4%」で最多となっています。次いで1万円台の「18.6%」5万円台の「13.3%」が続きます。

5万円以上を稼いでいる割合は53.5%と副業者全体の半数以上を占めています。

10万円以上の収入を得ている人がどのような内容の副業をしているかというと、「株/FX」が多くなっています。(実際にこの記事を書いている私もXMTradingという海外FXでトレードをしながらアフィリエイトをしています。)

また、10万円以上と1万円台が上位2つを占めていることから、「がっつり副業する人」と「スキマ時間を利用して副業する人」、二極化の傾向もあるようです。

本業の仕事と違い、自分のライフスタイルに合わせて稼げるのも副業の魅力かもしれませんね!