皆さん、こんばんは!
このブログの管理人の「まさゆき」です。
いきなりです、この記事を見ている皆さんはFXの勉強を始めてからどれくらい経つでしょうか?
私の場合は、FXの勉強を始めたの1年くらい前からです。ですが、やっぱりFXって、金融系特有の難しい言葉とかが出てきて、意味が良く分からないという事もありますよねww
この記事では基本的な事ですが「通貨ペア」について、私なりに徹底的に調べた内容をまとめてみようと思います。
通貨ペアというと、各国の通貨の組み合わせと単純に考えがちですが、いざ調べてみると意外と知らない事が多くありました。ぜひ、皆さんにも参考にしてもらえればと思います。
FXの通貨ペアの特徴とは?
まず、基本的な事ですが通貨ペアとは、どのようなものかについて話しておきます。
通貨ペアとは、取引を行う2ヵ国の通貨の組み合わせのことです。FXは、外国為替証拠金取引とも呼ばれ、これは2つの異なる国の通貨を売買し、利益・損失が生じる取引になります。
米ドル(USD)だけを買う、ユーロ(EUR)だけを売るなどの単一通貨だけの取引はできません。「米ドル/円を買う」「ユーロを売る/米ドル」といったように、通貨がペアになることで、はじめて取引が成立します。
たとえば、50万円を預け20倍で買い注文を出すと、1,000万円相当でドルの買い付けを行います。仮に、為替相場が1ドル=100円のときに買い付け、円安になり1ドル=110円で円を買い戻して取引を終了すると100万円の利益が出ます。
しかし、逆に1ドル=90円と円高になると、100万円の損失が出ることになり、リスク管理も大切になるということも覚えておかなくてはいけません。
ちなみに、「米ドル/円を買う」という表現は、米ドルを買って円を売るという意味であり、反対の「米ドル/円を売る」とは米ドルを売って円を買うという意味です。
この記事の本題である通貨ペアの選び方をお伝えする前に、通貨ペアにまつわる用語について簡単に説明します。
FXの取引通貨ペアの基軸通貨と決済通貨について
FX口座を開設すると、取引画面では「USD/JPY」(米ドル/円)や「EUR/USD」(ユーロ/米ドル)など色々な通貨ペアが表示されています。
左側に記載されている通貨を「基軸通貨」といい、国際通貨の中でも中心的な地位を占める通貨になります。右側に記載されている通貨を「決済通貨」と呼びます。例えば米ドル/円(USD / JPY)だと、「米ドル(USD)」が基軸通貨となります。
通貨の強弱は、米ドルが強く、日本円が弱いといえます。 反対に米ドル円相場が下降しているときは、米ドルが弱く、日本円が強いのです。 これが、通貨の強弱についての基本的な考え方となります。
チャートに表示されるレートは通常決済通貨となるので、日本円ということです。
FXの通貨の取引量:メジャー通貨とマイナー通貨の違い
では、次にFXの市場において各国の通貨の取引量はどれくらいの割合なのかということも気になるところです。当たり前の話ですが、取取引量が多い通貨ほど、皆んさんも聞いたことがある馴染みのある通貨であるという事です。
BIS(国際決済銀行)は、3年ごとに為替市場における通貨別取引高をまとめています。以下の画像は2016年4月の月間1日あたりの取引高が最新データのものです。
グラフの内容からも分かるように、上位3通貨が圧倒的なシェアを持ち、米ドル43.8%、ユーロ15.6%、日本円10.8%が全体の7割を占めているのが大きな注目点です。
以下、英ポンド6.4%、豪ドル3.5%、スイスフラン2.6%、カナダドル2.4%と続きます。実は世界第2位の経済大国である中国元は、その他15%の中に埋もれています。
メジャー通貨 | マイナー通貨 |
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メジャー通貨とは、米ドル・ユーロ・日本円など表の左に記載されている通貨であり、それ以外はマイナー通貨と呼ばれています。
主な違いは、メジャー通貨は取引量が多く流動性が高いのでスプレッドの幅が狭くなる傾向にあり、対してマイナー通貨は取引量が少なく流動性が低いのでスプレッドの幅が広くなる傾向があることです。
取引コストを抑えたいならばメジャー通貨で取引することをおすすめします。
また、メジャー通貨は皆さんもご存じかと思いますが、テレビのニュースなどで情報が手に入りやすいです。たとえば、米ドル/円などは常に為替レートがニュースで配信されていますし、今後どのように値動きするかも情報として手に入りやすいです。
実際に、この記事を書いている私の場合は、以下のように通貨ペアを選択しています。
このな感じで、米ドル、ユーロ、日本円、英ポンドの4種類の通貨しか選択していません。この4種類の通貨を組み合わせた6通貨ペアのみに限定してトレードを行っています。
通過ペアが少ないとトレードチャンスが少なくなるのではと思われる方もいるかもしれませんが、実際のところ6通貨ペアあれば十分かと思います。それ以上通貨ペアがあればかえってチャックがいい加減になりかませんしww
FX取引業者によって通貨ペア数は違う!
通貨ペアは、海外FXで業者によって取り扱いが異なります。
取り扱っている通貨ペアの種類はもちろん、数も異なるため、自身の取引スタイルを加味してFXで業者を選択することが大切です。
FX業者を選ぶ際は、どんな通貨ペアを扱っているのか確認するようにしましょう。
通貨ペアにはそれぞれ特徴があるので、取引スタイルによって通貨ペアを選択する必要があります。
FX取引のスタイルは、「為替差益」と「スワップポイント」の2種類が主流です。
為替差益を狙うなら、狭いスプレッドで流動性が高い通貨ペアで取引するのがおすすめです。
例として、USD/JPY(米ドル/日本円)・EUR/JPY(ユーロ/日本円)・ EUR/USD(ユーロ/米ドル)などの通貨ペアは、為替差益が狙いやすいとされています。
対して、スワップポイントで利益を出すなら、高スワップ通貨を選ぶ選ぶといいでしょう。
AUD/JPY(豪ドル/日本円)・NZD/JPY(ニュージーランドドル/日本円)などは、スワップポイントで稼ぎやすい通貨ペアとなります。
このブログでおすすめしているFX取引業者3社の通貨ペアは以下の通りです。どの取引業者が自分のトレードスタイルに合うか参考にしてみると良いでしょう(#^^#)