FXを始めたばかりの頃、私もそうでしたが出てくる用語の意味が分からず本当に苦労しました。参考書を読んでいても、何となくでしか理解できないので、いざチャート画面を前にするとなかなかトレードまでこぎつけないなんて事もざらでした😨

 

まさゆき
まさゆき
私の場合は、FXの塾に通ったことはないので、参考書を片手に自分で勉強しました。
始めは本当に用語の意味が分からず苦労しましたねww

 

恐らくですが、この記事を見ている方の中にもこれからFXを始めるという方もいるのではないでしょうか?
そうなるとFXの用語もまだ残残分からないという状況でも、何ら不思議ではないですよね。これからFXの用語を覚えていかないといかないというところでしょう。

そこで本記事では、ひたすらFXの用語解説を載せていこうと思います。良く分からない時のカンニングペーパー代わりにでもしてもらえればと思いますww

 

FXでよく出てくる用語解説【初心者さんが覚えておきたい用語】

 

以下の内容は、読んでもなかなか頭に入らないと思うので、あくまで流し読む程度で問題ないと思います。私もそれほど説明できませんし・・・

 

①キャピタルゲイン/インカムゲイン

キャピタルゲインは、FX取引においては為替差によって得られる利益を指します。為替差益の逆は為替差損、すなわちキャピタルロスです。インカムゲインは為替差益以外の利益をおもに差します。FX取引では、スワップポイントがインカムゲインとなります。

高金利の通貨を売り、低金利の通貨を買えば、金利分を支払わなければなりません。つまりマイナスのスワップポイントが発生し、これをインカムロスといいます。

 

②スワップポイント/スワップ金利

スワップポイント(スワップ金利)は、「金利差調整分」とも呼ばれています。二国間の金利差から得られる利益を意味します。

日本のような低金利の通貨を売って、南アフリカのランドのような高金利の通貨を買うと、その金利差分の利子が得られるわけです。たとえば、日本円の金利が0.1%で、南アフリカの金利が6.0%の場合、日本円を売ってランドを買うと、差額の5.9%の金利がもらえるわけです。

スワップポイントは、少額でも毎日受け取れます。ただし、ポジションが日付をまたいだ取引のケースのみで発生します。

 

③レバレッジ

FXでは「レバレッジ」という言葉がよく使われます。日本語に直訳すると「てこ」という意味です。その意味するところは「小さな力で大きなものを持ち上げる」ということです。つまり、少額の資金で大きな投資を行うことを意味します。

かつて50倍や100倍といったレバレッジも取引可能でしたが、金融庁の規制で、個人投資家は25倍が上限となっています。たとえば、通常の外貨預金であれば、1ドル=120円の時、1万ドル投資しようとしたら120万円が必要になります。ところが、FXならばレバレッジ20倍にすれば、6万円で投資できるようになります(6万円×20=120万円)。

ちなみに私がトレードしているXMTradingは海外FXなので25倍は適用されません。国内のFX取引会社と海外のFX取引会社では規制が違うという事も覚えておきたいところです。

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④証拠金(しょうこきん)

FX取引を行う前にFX取引業者にお金を預けなければなりません。この預けたお金が証拠金です。証拠金というのは、もともと先物取引で使われていた言葉で、担保金のことを指します。

FXの証拠金には大きく2種類あります。一つは「現金残高」や「資産」といわれる、取引業者に預けた総額のことです。もう一つは、ポジションを持つときに必要な「必要証拠金」、「取引保証金」(呼称は取引業者によってさまざま)です。この額によって取引の上限が決まります。

必要証拠金には、取引をするために必要な最低額が決まっています。その額は取引業者によって異なります。

 

⑤追証(おいしょう)

証拠金残高が日々の相場の変動により、自己の建玉(たてぎょく)を維持するのに必要な金額を下回った場合があります。建玉とは、取引約定後に反対売買されないまま残っている未決済分を指します。

その場合、追加して差し入れなければならない証拠金(担保)のことです。「追加証拠金」を略してこう呼びます。取引業者によってレバレッジの上限が決まっており、そのレバレッジ内で取引するには、一定額の担保金が必要になります。

ポジションを維持するには、証拠金維持率内に収まる金額の証拠金が必要になります。この証拠金維持率も取引業者によって異なります。損失が広がり、ポジションが証拠金維持率を超えれば、そのオーバーした分だけ、追証が必要になります。

 

⑥ロスカット(強制決済)

レバレッジを利かせたFX取引では、投資家の思惑通りに相場が動けば利益が膨らみますが、思惑と違う動きをすれば、損失が再現買う広がります。そこで投資家の資産を守るため、ある一定の損失額が発生した際に、自動的に取引を終了させるルールが定められています。これがロスカット(強制決済)です。

ポジションの時価総額に加え、口座内の資産額が必要証拠金の水準を下回ってしまえば自動的にすべての建玉(未決済分)が自動的に決済されてしまいます。損失を限定させるためです。これを防ぐには自ら決済するか、追証を入れるしかありません。

ただ、これも私が利用するXMTradingはゼロカットトシステムを採用しているので、損失が出ても追証を入れなくて済みます。マイナスが出ても、自動的にゼロへリセットできます。

 

⑦スプレッド

FXの取引画面を見ると、通貨の価格には売値(Ask)と買値(Bid)の二つの価格が表示されます。投資家が通貨を買おうとすれば「売値」の価格で、通貨を売ろうとすれば「買値」の価格で取引することになります。

価格は、売値のほうが高くなっています。この売値と買値の差額をスプレッドといいます。では、業者はどこで利益を得ているかというと、このスプレッドで稼いでいます。

たいていのFX業者は、口座開設や取引ごとの手数料を取りません。つまり、このスプレッドが取引業者の手数料になる訳です。FXの取引業者を選ぶ際はスプレッドができる限り狭い業者を選ぶのがポイントになるでしょう。

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⑧ファンダメンタルズ分析/テクニカル分析

株式投資やFX取引の手法は「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」の二つに分かれます。

ファンダメンタルズは、日本語で「経済の基礎的諸条件」と訳されます。その為、ファンダメンタルズ分析では、経済成長率、消費者物価指数、貿易収支などの経済的な要因から今後の動きを予測します。

一方のテクニカル分析は、為替レートの過去の値動きから今後の動きを予測する手法です。チャート分析とも呼ばれます。使用される指標は、トレンド系とオシレーター系に分かれます。

この二つの分析ですが、私の場合はデイトレードですのでテクニカル分析のみでトレードしています。テクニカル分析はほぼ使っていないと状態です。

 

⑨ポジション

FX取引で、取引に参入したあと、そのまま維持している状況をポジションといいます。「建玉」も同様のことを指します。「買い」で入れれば、そのまま売らずに保有している状況です。

買いから入れば「買いポジション」、売りから入れば「売りポジション」となります。

日本円とドルとの取引なら、たとえば「1万ドルの買いポジションがある」というのは、日本円を売ってドルを1万ドル買って、そのまま決済せずに1万ドルを保有している状態です。

あるいは買いを「ロング」、売りを「ショート」ということもあります。

 

⑩スキャルピング

スキャルピングとは「はがす」という意味です。FXの取引手法の一つで、超短期売買によるトレードです。数分から数十分で「売り」と「買い」、「買い」と「売り」を繰り返します。売買回数を多くすることで、小さな利益を積み重ねていきます。

超短期売買なので、使うチャートもリアルタイムで価格の動きが分かるティック・チャートや1分足・5分足といった短い足型を使うことになります。この場合、ファンダメンタルズ分析よりテクニカル分析が大きなウエイトを占めます。

その日のうちに決済してしまうので、スワップポイントはつきません。

 

⑪デイトレード

その日のうちに決済してしまう短期売買のことをいいます。スキャルピングよりは長いポジションになりますが、スキャルピングそのものをデイトレードとするケースもあります。

日をまたぐポジションを持たない取引です。その為、取引も5分足、15分足、1時間足といった短い足型のチャートを使います。

基本はテクニカル分析が中心ですが、大きな指標の発表がある時は、その発表によってトレンドが大きく変わることもあるので、ファンダメンタルズも無視できないケースも出てきます。

その日のうちに決済してしまうので、スワップポイントはつきません。

 

⑫スイングトレード

スキャルピングやデイトレードよりも、少し期間が長い取引手法です。数日間から数週間ポジションを保有することで、スキャルピングやデイトレードよりも、大きな利幅を狙います。

日中は取引がなかなかできないサラリーマンや主婦などが多く参加しています。

使うチャートも、週足や日足といった比較的長めの足型が使われます。日をまたいでポジションを保有することになるので、急激な相場の変動に対応する為にも、自動売買システムを使うのも有効な手段かもしれません。

スワップポイントはつきますが、数日間のポジションでは少額なので、キャピタルゲインが目的になります。

 

⑬成行注文(なりゆきちゅうもん)

「成行注文」とは、レート(価格)を指定せず、市場の動向を見ながら「今すぐ買いたい」という時に出す売買注文です。後述する指値注文よりもスピーディに売買が成立するメリットがあります。相場の流れにのって取引する「順張り」に向いた方法といえます。

一方で、値動きが激しいときは、タイムラグで自分が想定した価格と違った価格で約定(売買成立)するというデメリットもあります。ただ、瞬時にかつ、確実に約定する注文方法です。

「注文数」と「売」か「買」かをして「成行」をクリックすれば注文は完了します。

 

⑭指値注文(さしねちゅうもん)

「指値注文」が成行注文と異なるのは、通貨の価格を指定する点です。たとえばドルを買いたいと思ったとき、1ドル=120円50銭~55銭の水準だったとします。

この価格では買いたくないが、1ドル=119円50銭まで下がったら買ってもいという判断をしたとします。このときに「指値=119円50銭」で注文するのです。

注文の有効期限内に119円50銭で指値注文を出し、ドルがその価格まで下がれば、買い付けることができます。このように、「この価格より安くなったら買う(高くなったら売る)」という注文方法です。

 

⑮逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)

指値注文は「この価格より安くなったら買う」「この価格より安くなったら売る」という注文方法です。この「逆指値注文」は文字通り、指値注文の逆です。つまり「この価格より高くなったら買う」「この価格より安くなったら売る」というものです。

なぜ、今より価格が上がったら買い、下がったら売るという、一見、損をするような注文方法があるのでしょうか。

それは、為替相場は一方向に動き始めたら、しばらくはそのトレンドが続くという傾向があるからです。高くなったらそのトレンドにのり、安くなったら利益確定・損切りを確定させるのです。

 

⑯トレンド

「トレンド」とは、相場のなっがれを意味します。たとえば、相場が上向きなら「上昇トレンド」もしくは「アップトレンド」といいます。下向きなら「下降トレンド」もしくは「ダウントレンド」といいます。

ローソク足を使うと、この「トレンド」が一目瞭然です。相場では一度流れが生まれると、ある程度の間は、同じ流れが続く傾向にあります。この「トレンド」にのれば、利益をゲットできます。

トレンドは、大きく分けて三つあります。ローソク足で基本的に陽線が続いてあらわれるときは「下降トレンド」と見ることもできます。上にも下にも行かないトレンドは「横ばい」もしくは「レンジ相場」といいます。

 

⑰トレンドライン/節目(ふしめ)

トレンドを読むには、トレンドラインを引いてみることです。上昇トレンドであれば、ローソク足の主な安値(「谷」の底)と安値を結んでみます。右肩上利のラインがあらわれます。これがトレンドライン(下値支持線)です。

一方、下降トレンドなら、ローソク足のおもな高値(「山」の頂点)と高値を結ぶと、右肩下がりのラインがあらわれます。これがトレンドライン(上値抵抗線)になります。

ただし、同じトレンドはいつまでもつづきません。上昇トレンドならいつか、下値支持線を下に突き抜けるときがきます。これが節目で、トレンド転換になります。

 

⑱順張り(じゅんばり)/逆張り(ぎゃくばり)

投資スタイルには「順張り」と「逆張り」という分け方もあります。順張りは文字どおり、トレンドの流れに沿って売買します。上昇しつづけている通貨を買う方法です。

逆張りは、たとえば下がり続けている通貨を、「そろそろ底値確認。これから上昇する」と判断したときに買い向かいます。順張りは、どちらかといえば短期売買になりやすく、ねらう利幅も小さくなりがちです。

逆張りは、やや長いスタンスでポジションを持つことになりますが、その分、狙える利幅は大きくなります。売買のタイミングはチャートでチェックします。