FXを少しでもかじった事がある方は聞いた事があるかと思いますが”ファンダメンタルズ分析”という言葉。
私もFXを始めてファンダメンタルズ分析という言葉はよく耳にしましたが、実際のところ何のことか良く分からないというのが本音ですww

 

まさゆき
まさゆき
実際に、私はFXのトレードをする時にファンダメンタルズ分析というのは、ほとんど気にしたことがありません😓

 

なので、この記事では皆さんがFXでトレードをする時に役立つ情報というよりは、ファンダメンタルズ分析というのはどういうものなのかをな分かってもらう為にまとめました。

何となくでも良いので、さらっと目を通してもらえればと思いますww

 

海外FXでよく聞くファンダメンタルズ分析とは?

 

FXで利益を得るには、為替の動きを予測しなければいけません。それには、なぜ為替が動くのかし知っておく必要があります。為替は、その通貨を発行する国家の経済などの状況によって動きます。この経済の基礎的な条件をファンダメンタルズといいます。

景気動向や金利などを分析して為替の動きを探る作業を「ファンダメンタルズ分析」と呼びます。

経済が強い国、あるいは景気が良い国の通貨は高くなる傾向にあります。逆に景気が悪くなったり、政情不安になったりすれば通貨は安くなる傾向にあります。

ただ、ここで注意しないといけないのは、為替を動かす経済的要素は複数あるという事です。経済指標は数多くありますが、それらが複雑に組み合わさって為替は動きます。

ファンダメンタルズ分析が必ずしもトレードの予測ができるものではないと覚えておくべきでしょう。

 

各国の通貨の価値が変動し続ける理由について

 

そもそもですが、各国の通貨の価値はなぜ変動し続けるのか考えた事はあるでしょうか?

ある商品を輸入しようとした時、その商品の価格は需要と供給のバランスで決まります。その商品を欲しいという人が増えれば価格は上昇し、欲しいという人がすくなけば価格は下がります。

同様に、また景気が悪くなったり、国力が落ちたりすれば、その国の通貨は敬遠され、価格は下がります。通常、為替を左右する要素としては以下が挙げられます。

 

為替を左右する要素
  1. 景気
  2. 金利
  3. 地政学リスク
  4. 原油などの商品価格
  5. 政治の安定度

     

    などが挙げられますが、なかでも景気動向には、国内総生産(GDP)や失業率、貿易収支などが大きく関わります。

    ただし、「通貨が高くなる」「通貨が安くなる」のは、二国間の関係によります。たとえば、A国の景気が良かったとしましょう。しかし、B国がそれを上回る景気の良さがあれば、B国通貨はA国通貨に対して上昇する事になります。

    これは金利についても同じことがいえます。金利が上昇すれば一般に通貨は高くなる傾向にあります。しかし、金利が高くても、それ以上に相手国の金利が上昇すれば、想定的に通貨の価格は下がります。

     

    金利が上がれば通貨は上昇傾向になる!

     

    この記事を見ている皆さんも、テレビのニュースなどで「金利を引き上げる」「金利を引き下げる」という内容を見た方もいるのではないでしょうか?

    でも、大抵の方は「これって何のこと!?」となるのではないかと思います。

    実はこの「金利を引き上げる」「金利を引き下げる」という政策は各国政府が行っています。政府が意図して捜査しているというのは、意外と多くの方が知らない事実です。

     

    【景気が悪い状況】

    景気が悪くなれば、世の中に出回るお金の量が減ります。そこで金利を引き下げる事によって、世の中に出回るお金の量を増やし、景気刺激策としています。


    【景気が良い状況】

    好景気が続くと、消費や投資に加熱度が出てインフレ懸念が生じます。その為、金利の”引き下げ”を行うことによって、世の中に出回るお金の量を減らしてインフレ懸念を抑え込みます。

     

    金利が上がるとどうなるかですが、金利が低いA国からすれば、金利が高いB国は投資先として魅力的になります。B国の銀行に預金すればより高い利息が得られるからです。

    その為、金利が高いB国の通貨の価格が上昇するのです。

    繰り返しになりますが、金利の「高い」「低い」は二国間の相対的な関係になります。金利がより高い国に通貨は流れがちになります。

    スワップポイントも、金利が低い通貨を売って、金利が高い通貨を買えば、その金利差分だけの利息がつきます。金利がより高い国の通貨が買われやすい理由は、そこにあります。

     

    海外FXで日本円の為替相場を左右する経済指標

     

    では、為替を動かす金利政策はどうやって決定されるのかというのが疑問になってくるところです。金融当局は、様々な経済指標を見ながら景気判断を行い、金利やマネーサプライ(通貨供給量)の調整といった金融政策を行います。

    為替市場は、発表される経済指標にも左右されて動きます。そこで各国が発表する景況感調査に注目したいところです。

    日本で一番大きい経済指標に、日本銀行が発表する「全国企業短期経済観測調査(日銀短観)」があります。四半期(3か月)ごとに発表され、為替に大きな影響力を持ちます。

     

    全国企業短期経済観測調査(日銀短観)↓↓↓
    https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/tk/extk01.htm/

    ほかにも注目したい経済指標に、「景気動向指数」(内閣府発表)「国内総生産(GDP)(内閣府発表)「鉱工業指数(経済産業省発表)などがあります。

     

    「景気動向指数」(内閣府発表)↓↓↓
    https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/menu_di.html

     

    「国内総生産(GDP)(内閣府発表)↓↓↓
    https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/menu.html

     

    「鉱工業指数(経済産業省発表)↓↓↓
    https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/index.html

     

    経済指標のほかに貿易収支も為替に影響を与えます。貿易収支は輸出額と輸入額の差で、輸出が輸入を上回れば「貿易黒字」、輸入が輸出を上回れば「貿易赤字」となります。

    貿易黒字が膨らめば、海外から流入した外貨を自国通貨に替えなければならず、自国の通貨が買われる結果となります。その為、貿易黒字は自国の通貨高につながるのです。