最近は、副業を解禁する大手企業も増えており会社員が副業をするのが当たり前のようになりました。会社員の副業と言えばFXを思い浮かべる方も少なくないのではと思います。この記事を見ている皆さんも、少なからず海外FXに興味があっての事と思いますww
ただ、海外FXに興味はあるけど仕組みが良く分からないという方もいるのではないでしょうか?
海外FXの基本的な仕組みを教えてもらえないでしょうか?
さっそく、海外FXの仕組みについて説明するから参考にしてね!
そこで本記事では、海外FXの基本的な仕組みについてまとめてみようと思います。
海外FXには興味あるけど、仕組みが分からないという方、やってみたいけど損しそうで不安だなと思っている方にこそ参考にしてもらいたい内容です😁
為替(通貨の価値)は常に変動する!
海外旅行によく行くという方は知っているかもしれませんが、日本円(JPY)をドル(USD)などの外国通貨に交換したり、逆に外国通貨を日本円に交換する事を「外国為替取引(がいこくかわせとりひき)」と言います。
例えば、日本円をドルに交換したとします。これを「ドル買い」「円売り」と言います。売買によって、通貨間の為替レートは刻一刻と反化します。
為替レート(為替相場)は、外国為替市場において異なる通貨が交換(売買)される際の交換比率です。一般に、わが国で最も頻繁に目にする為替相場は円・ドル相場ですが、そのほかにも様々な通貨の組み合わせに関する相場が存在します。
海外FXは為替差益を狙うことで利益がでる!
私が初めてFXと聞いた時は「それって目薬のこと!?」なんて勘違いしましたww
実際のところ、海外FXのFXというのは”Foreign Exchange”の略で「外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)」とも呼ばれています。おもに為替差益(キャピタルゲイン)を狙って行う取引です。
中には、外国通貨に投資する方法である「外貨預金(がいかよきん)」と混同される方もいるかもしれませんが、意味合いは違います。外貨預金は高金利の外国通貨に投資することによって利息(インカムゲイン)を利益として得るのが目的になります。
FXで大きな利回りを狙うにはキャピタルゲイン(差益)をメインにするべきですが、ちりも積もれば山となるインカムゲイン(利息)も意味がない事はないと思います。ただ、FXを始めたばかりの方は、そこまで深く考える必要はないでしょう (;^ω^)
為替相場でよく聞く「円安」「円高」を混同する方が多い・・・
私がこの記事を書いているのは2023年11月ですが、世間ではロシアがウクライナに侵攻した影響でロシアとの貿易が停止される見通しになっています。そのせいか、テレビのニュースでは連日「円安」、「ドル高」というワードが飛び交っています。
私もそうですが、「円安」、「ドル高」という言葉は知っていても、どちらがどのような影響がるのか良く分からなかったりしますよね(苦笑)そこで「円安」、「円高」をについて少し整理しておきます(^^)/
例えば、為替相場で1ドルが日本円で115円から130円に変動したとします。円の値が大きくなったので「円高」と思われがちですが、実はこれは「円安」です。これは1ドルが15円分値上がりした訳ですから、ニュースでよく耳にする「円安ドル高」の状態です。
日本円の価値が下がっているという事になります。円高によるメリットとデメリットを比較すると以下の通りです!
【円安の場合】
メリット | デメリット |
海外で働けば国内で働くより稼げる額が大きくなる | 海外の原材料の高騰により日用品の価格高騰 |
今回、ロシアのウクライナ侵攻による影響で起きた円安ドル高の影響では、トヨタなどの大手企業が最高益を上げる反面、私たち一般人は日用品の高騰の波を受けたことになります。
こう考えると、為替相場は身近な生活にも色々と関係していることが分かりますねww
海外FXが少額資金で大きく稼げる理由【重要】
海外FXは少額資金で始めて大きな利回りが狙えるのか気になるという方も多いのではないかと思います。
海外FX取引を行うには取引業者(私の場合はXMTrading)に口座を開設し、そこにお金を担保として預ける必要があります。この担保金を「証拠金」と呼びます。
前述した外貨預金と海外FXの違いは、
- 外貨預金 ・・・ 買い付けた金額だけを預けることができる
- 海外FX ・・・ 預けた額の何倍もの外貨を買い付けることができる
ということです。
例えば、1万ドルの「外貨預金」を行おうとすれば1万ドルが必要になります。ところが、海外FXでは1万ドルの取引を行おうとしても、1万ドルを預ける必要はないのです。
海外FXでは、仮に1,000ドルを証拠金として預けていれば、1万ドルの取引ができてしまうのです!!
FXが少額資金で大きな利回りを狙えるのは「レバレッジ」のおかげ
レバレッジで証拠金の何倍もの取引を行えば、得られる利益も大きくなります。イメージがしずらいという方もいると思うので、ここでシミュレーションをしてみようと思います。
証拠金10万円
1ドル=100万円の時にFX投資
(10万円=1,000ドル)
《ケース① 1ドル=101円になった場合》
1,000ドル投資 (10万円) |
1万ドル投資 (100万円) |
2万ドル (200万円) |
|
レバレッジ | 1倍 | 10倍 | 20倍 |
価格変動 | 10万円→10万1,000円 | 100万円→101万円 | 200万円→202万円 |
為替損益 | +1,000円 | +1万円 | +2万円 |
証拠金 | 10万1,000円 | 11万円 | 12万円 |
1ドル=100円の時、1万ドル買い付けたとします。100万円の買い付けになります。なお、この時の証拠金は1,000ドル=10万円です(レバレッジ10倍の場合)。
1ドル=101円とドル高(円安)に振れました。そこで1万ドルを円換算したら、101万円(101円×1万ドル)になります。すなわち1万円の利益が得られた訳です。
もし、同じ10万円で外貨預金をしたとします。10万円=1,000ドルで、1ドルが100円から101円になっても、10万1,000円です(1,000円の利益)。
外貨預金なら、元本に対する利益率は1%です。しかし、海外FXならレバレッジ10倍の時、利益率は10%と10倍に膨らみます。レバレッジは投資家自身の判断で変えられます。
もし、レバレッジを20倍、すなわち2万ドルを買い付けたとしたら、利益も20倍に膨らみます。
1,000ドルの証拠金で2万ドルを買い付け(10万円で200万円を買い付け)、1ドルが100円から101になれば2万円の利益(利益率20%)になる訳です。
海外FXはレバレッジで損失も大きくなるので要注意!
レバレッジを利かせて思惑通りに為替が動けば利益は膨らみます。ですが、為替が思惑通りに動かないのがFXの世界です。思惑とは逆の方向に為替が動けば、損失が大きくなります。
こちらもシミュレーションで見てみることにします。
証拠金10万円
1ドル=100円の時にFXに投資
(10万円=1,000ドル)
《ケース② 1ドル=99円になった場合》
1,000ドル投資 (10万円) |
1万ドル投資 (100万円) |
2万ドル投資 (200万円) |
|
レバレッジ | 1倍 | 10倍 | 20倍 |
価格変動 | 10万円→9万9,000円 | 100万円→99万円 | 200万円→198万円 |
為替損益 | -1,000円 | -1万円 | -2万円 |
証拠金 | 9万9,000円 | 9万円 | 8万円 |
1ドル=100円で1万ドルを買い付けたとします。レバレッジ10倍の場合、10万円の証拠金で100万円の取引です。ドル高(円安)に振れると思惑でしたが、見込みとは逆にドル安(円高)に動いてしまいました。
すなわち1ドル=99円になってしまったのです。100万円の投資額が99円になってしまいました。1万円の損失です。
同じ10万円の資金でも、1,000ドルの外貨預金なら1,000円の損失(10万円→9万9,000円)、すなわち1パーセントの損失でしたが、レバレッジ10倍のFXなら10パーセントの損失(マイナス1万円)になります。
レバレッジを大きくすると、損失は膨らみます。FX取引に慣れないうちは、レバレッジを小さく抑え、慣れてくるにしたがって大きくしていくのが理想でしょう。
また、より思惑通りに動く確率が高いといえる状況になった場合、レバレッジを大きくするというやり方もあります。
海外FXはスワップ金利でも稼ぐことができる!
外貨預金の魅力は、より金利の高い外貨で預金してインカムゲインが得られることです。
FXにもこのインカムゲインがあります。これを「スワップ金利」といい、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買ったときのみ得られるものです。これを
2015年当時、日本は史上まれにみる低金利状態にありました。日本円を売って、より高い金利の通貨を買えば、その金利差分だけの利息を受け取れるのです。
たとえば、A国の通貨(金利1パーセント)を売却してB国の通貨(金利3パーセント)を買ったら、A国の金利分を支払い、B国の金利分を受け取る事になります。A国の金利が1パーセントなので、差し引き2パーセント分のインカムゲイン(利息)が得られます。
レバレッジを利かせれば、スワップ金利も反映されます。この金利差分をスワップポイントといいます。少ない金利差をスワップポイントといいます。少ない資金でもレバレッジを利かせれば、毎日たまるスワップポイントもそれなりにあてにできます。
注意しなければならないのが、逆に金利差分を支払わなければならないケースが出てくることです。高金利の通貨を売って、低金利の通貨を買った場合、金利差分の利息を支払うことになります。
海外FXで損失が拡大したら場合はどうなるか?
海外FXは必ず儲けられるとは限りません。損失をこうむるケースも想定しなければならないのです。実際に海外FXでトレードをした方の9割は負けてしまうと言われています。
為替が予想とは逆の動きをしまった時、「いずれ戻る」としばらく我慢する手法もありますが、損失が大きくなり、損失額が証拠金を上回ってしまったらどうなるか気になる方も多いことでしょう。
海外FXでこのケースでは、損失が証拠金を上回る前に、一定の基準を上回ったところで、多くの取引業者が「マージンコール」という警告を発します。この時、投資家は追加の証拠金(追証:おいしょう)を差し入れて対処する方法もあります。
それができなければ取引が自動的に決済され、損失が確定してしまいます。このシステムは「ロスカット(強制決済)」と呼ばれ、損失が証拠金を上回らないように取られた措置です。
「ロスカット」は、レバレッジを大きくすればするほど、作動しやすくなります。わずかな値動きで損益の振れ幅が大きくなるからです。ここまで損失が大きくならないような取引を行いように意識するのが大切です。
その為にも、損切りする基準は海外FXの取引で非常に重要になります。慣れないうちは、レバレッジを小さくするなどして取引すると「ロスカット」のリスクは避けやすくなるでしょう。
海外FXは平日の24時間いつでも取引できる!
外国為替には、たとえば株式市場のような取引所はありません。世界の各都市にある銀行間で、電話やインターネットを用いて取引され、「インターバンク市場」とも呼ばれています。これが取引所にあたります。
そのため、FXは平日なら24時間取引ができる仕組みになっています。銀行が閉まる金曜日夕方から銀行が開く月曜日までを除いて、いつでも取引ができます。
日本の銀行は夕方にクローズしますが、時差があるので日本が夜になるとヨーロッパやアメリカの銀行は営業を開始します。
日本の株式市場も一部で夜間取引が始まりましたが、基本的には朝9時から午後3時までです。これでは昼間に働いているサラリーマンやOLは、なかなか取引しにくいものです。
一方、FXなら会社から帰宅した後でも自由に取引できます。
通貨によって取引が活発になる時間帯があります。欧米の日中は、日本では深夜です。たとえば、ニューヨークの銀行が開くのは、おおむね日本時間で夜11時です。ドルの取引が活発になるのは、その時間からです。
同じようにユーロの取引も、日本の夕方から活発になります。
海外FXは約20種類の通貨を取引できる!
世界には約200の国がありますが、そのすべての国の通貨が取引対象になる訳ではありません。
アメリカ(米ドル)、ユーロ、イギリス(ポンド)など主要国から、トルコ(トルコリラ)、南アフリカ(ランド)など新興国まで、FXではおよそ20種類の通貨が投資対象になります(取引業者によって扱っている通貨数は異なります)。
それぞれの通貨の特徴を知ったうえで投資してくださいする必要があります。
たとえば国によって金利も異なるので、スワップポイントねらいの投資なら、金利の低い通貨(売り)と金利の高い通貨(買い)の通貨ペアを選ぶ、などです。
FXは一つの通貨を買う代わりに一つの通貨を売ることになります。日本から行う外資投資なら、ドルを買うときは、日本円を売ることになります。
ところがFXでは、必ずしも日本円を絡めなくても構いません。米ドルとユーロ、というように外資同士の売り買いもできます。これを「通貨ペア」といいます。「スワップポイント」をねらうなら、低金利(売り)と高金利(買い)の通貨の組み合わせを選びます。
「為替差益」をねらうなら、レートの安い国(売り)と高い国(買い)の通貨の組み合わせなどがあります。
FX(外国為替証拠金取引)で稼ぐ仕組み【まとめ】
この記事では、FXで稼ぐ為の基礎的な内容に触れました。今までFXに取り組んだことがないという方にとって、トレードは心配に感じるかもしれません。
確かに、FXに取り組んだ方の9割は負け越してしまうと言われていますし、中には全財産を失ってしまったという声もあります。ですが、このような状況の裏には正しい知識を身に着けないままトレードを行う方が多いからだと言われています。
もし、この記事を見ている方でこれからFXでトレードを始めるという方は、しっかりと知識を身に着ける為にも、正しい情報を見つけるよう心崖てもらえればと思います。
最近は、WEB上でもいい加減な情報が溢れていますからねww