XMTrading 両建てとナンピンの違いとは?混同しがちな戦略を徹底比較

XM(口座開設・設定・トラブル)

FX取引を続けていると、含み損を抱えた際の対処法として「両建て」と「ナンピン」という二つの言葉に必ず行き着きます。 しかし、これら二つは似て非なるものであり、その性質を正しく理解せずに利用することは、暗闇で刃物を振り回すような危うさを伴います。 特に海外FXの最大手であるXMTrading(エックスエム)では、その高いレバレッジと独自のルールがあるため、戦略的な使い分けが勝敗を直結させます。 本記事では、業界で長年筆を執ってきたプロライターの視点から、両建てとナンピンの決定的な違いを、初心者の方でも即座に理解できるよう明快に解説します。 この記事を読み終える頃には、あなたは自分の資金を守り、かつ攻めるための「最強の盾と矛」を使い分けられるようになっているはずです。

【この記事で分かること】 ・両建てとナンピンの根本的な仕組みとXMTradingの公式ルール ・証拠金維持率に与える影響と、資金管理における決定的な差 ・それぞれの戦略が抱えるメリット・デメリットと、想定されるリスクの正体 ・相場状況(トレンド・レンジ)に合わせたプロ推奨の使い分け術

XMTrading 両建てとナンピンの基本|初心者が混同しやすい理由

FXを始めたばかりの頃、含み損が増えていくのを見るのは、耐えがたい苦痛と不安を伴うものです。 その不安から逃れるための「一時しのぎ」として両建てを選んだり、「いつか戻る」という期待からナンピンを選んだりしがちですが、この二つは本来、明確な目的を持って使い分けるべき高度な戦略です。 XMTradingの取引環境(最大レバレッジ1,000倍、ゼロカットシステム)を最大限に活かすためには、まずこの二つの基本を脳裏に刻む必要があります。 ここでは、なぜ初心者がこれらを混同してしまうのか、その心理的要因と基本構造を紐解いていきましょう。

XMTrading 両建てとは?仕組みと証拠金の基本をわかりやすく解説

両建てとは、同一の通貨ペアにおいて「買い(ロング)」と「売り(ショート)」のポジションを、同時に同じ数量(ロット数)だけ保有する状態を指します。 例えば、米ドル円(USD/JPY)を1ロット買った直後に、何らかの理由で1ロット売るという行為がこれに当たります。 この状態になると、相場が1円上がっても1円下がっても、一方の利益ともう一方の損失が完全に打ち消し合うため、損益がその時点で固定(フリーズ)されます。

XMTradingにおいて特筆すべきは、その証拠金管理の仕組みです。 通常の国内FX業者では両方のポジションに対して証拠金が必要な場合がありますが、XMでは同一口座内で同じロット数の両建てを行う場合、必要証拠金は「0円」となります。 これを「証拠金相殺」と呼び、資金がギリギリの状態で強制ロスカットを回避するための一時的な避難措置として非常に強力に機能します。

ただし、注意点も存在します。 損益は固定されますが、スプレッド(買値と売値の差)は二つのポジション分発生するため、実質的にはスプレッド分だけ少しマイナスになった状態で固定されることになります。 また、スワップポイントが「買い」と「売り」の合計でマイナスになることが多いため、長期保有すればするほど、わずかずつですが口座残高が削られていくことになります。 参照元:XMTrading 公式ヘルプ(両建てについて)

項目両建ての詳細内容
定義同じ通貨ペアの買いと売りを同時に持つ
XMでの証拠金同ロットなら相殺されて「0円」
主な目的損益の固定、リスク回避、一時的な精神的避難
スプレッド買いと売りの両方にかかる(2倍のコスト)
難易度出口戦略(決済のタイミング)が極めて高い

XMTrading ナンピンとは?平均取得単価を下げる戦略の正体

ナンピン(難平)とは、自分が持っているポジションが思惑とは反対の方向に進んでしまい、含み損が出た際に追加で「同じ方向」のポジションを持つ手法です。 例えば、150円でドル円を買ったものの149円まで下がってしまった場合、149円でさらに買い増しを行います。 すると、平均の買い単価が149.5円に下がり、価格が150円まで戻らなくても、149.5円を超えた時点で全体の損益がプラスに転じることになります。

この手法は、江戸時代の相場師も使っていたと言われるほど歴史が古く、相場がレンジ(一定の幅での上下運動)である場合には非常に高い勝率を誇ります。 一回の判断ミスを、後の行動でカバーできるという「敗者復活」の性質を持っているため、多くの個人トレーダーに愛用されています。 しかし、ナンピンは「いつか価格は戻る」という前提に立っているため、強いトレンドが発生して価格が戻らなかった場合、保有ロット数が増えている分だけ損失が雪だるま式に膨らみます。

XMTradingでは1,000倍のハイレバレッジが利用できるため、ナンピンを繰り返すとすぐに全体のロット数が巨大化し、わずかな逆行で証拠金維持率が0%(強制ロスカット)に向かって加速します。 ナンピンは「無限の資金」がない限りは成立しない手法であることを自覚し、あらかじめ「何回まで」「どの価格まで」という制限を設けることが不可欠です。

参照元:日本証券業協会(FX取引のリスク)

XMTrading 両建てとナンピンの違いを図解で比較

両建てとナンピンは、どちらも「ポジションを追加する」というアクションは同じですが、そのベクトルは真逆です。 両建ては「これ以上、損も得もしない状態にする」という「盾」の役割を果たします。 一方でナンピンは「より有利な条件を作り出し、利益をもぎ取る」という「矛」の役割を果たします。 この違いを感覚ではなく、論理的に理解しておくことが、XMでの安定したトレードに繋がります。

以下の表は、両建てとナンピンの性質を決定づける要素を比較したものです。自分が今、相場に対して「耐えたい」のか「勝ちたい」のかによって、選択すべき手法は自ずと決まります。

比較項目両建てナンピン
保有する向き買いと売りの両方同一方向(買い増し等)
損益の変動ほぼ停止する(固定)加速的に変動する
必要証拠金XMでは原則0円(相殺)追加ポジション分が必要
成功時の恩恵リスクを回避して時間を稼げる平均単価が良くなり早く利確できる
失敗時のリスク決済タイミングを逃しスワップ負け損失が膨らみ強制ロスカットを招く
推奨する局面強力な指標発表前やトレンド転換待ち緩やかなレンジ相場や一時的な押し目

両建ては「思考停止」を招きやすく、ナンピンは「お祈り」を招きやすいという心理的な副作用もあります。 XMTradingのプラットフォーム上でこれらの操作を行う際は、常に「この一手で自分の資金管理がどう変わるか」を冷静に計算する習慣をつけましょう。

両建てはリスク回避?ナンピンは損失拡大?本当の意味

「両建ては損をしないから安全」という言葉は、半分正解で半分間違いです。 両建てをした瞬間に、あなたのトレードは「相場の動きから切り離された」ことになります。 価格が上がっても下がっても口座残高(有効証拠金)は変わりませんが、それは同時に「利益を得るチャンスも完全に放棄した」ことを意味します。 つまり、両建てそのものはリスクを消し去る魔法ではなく、リスクを「未来に先送りした」だけなのです。

一方で、ナンピンは「損失拡大」の代名詞のように語られますが、プロの戦略の中では「分割エントリー」という洗練された手法として存在します。 最初から全力で1ロット入るのではなく、0.2ロットずつ5回に分けて入る(ナンピンする)ことで、市場のノイズ(一時的な逆行)を吸収し、平均値を安定させるのです。 問題なのは、計画外のナンピンです。 自分の予想が外れたことを認めたくないという「プライド」のために行うナンピンは、確実に損失を拡大させ、最終的には口座を破綻させます。

結局のところ、両建ては「時間の猶予を得るための高度な防衛術」であり、ナンピンは「統計的な優位性を高めるための戦術的増し玉」です。 手法そのものが危険なのではなく、その手法を使う際の「感情」がリスクを生むのです。 XMTradingの環境では、特に感情的な操作が致命傷になりやすいため、常に「ルールに基づいた運用」を徹底してください。

参照元:金融庁(FX取引の注意点)

XMTradingで両建てが可能な条件と注意点

XMTradingは両建てに対して非常に寛容な業者ですが、何でも許されるわけではありません。 認められているのは「同一口座内での両建て」に限定されています。 これ以外の両建て行為は、XMの利用規約に抵触し、最悪の場合は利益の没収や口座凍結といった厳しい処分を受けることになります。

具体的に禁止されているのは、以下の2パターンです。

  1. 複数口座間での両建て: XM内で持っている口座Aで「買い」、口座Bで「売り」を持つ行為。
  2. 他業者を跨いだ両建て: XMで「買い」、別の海外業者や国内業者で「売り」を持つ行為。 これらは、XMが提供する「ゼロカットシステム」を悪用して、一方は損失を限定(入金額まで)し、もう一方は無限に利益を伸ばすという不正行為とみなされます。

また、同一口座内であっても、経済指標の発表時や窓開け時だけを狙った極端な両建て、あるいはシステム的な裁定取引(アービトラージ)に近い行為も監視対象となります。 あくまで「通常のトレード戦略の一環」として両建てを行う分には問題ありませんが、業者の隙を突くような不自然な取引は慎みましょう。 XMTradingは非常に公平な取引環境を提供していますが、その公平性を損なう行為には断固とした処置を取る、信頼性の高い業者でもあります。

参照元:三菱UFJ銀行(外国為替取引のリスクについて)

XMTrading ナンピンが危険と言われる3つの理由

ナンピンが「投資家の墓場」と揶揄されるのには、明確な構造上の理由が3つあります。 これを知ることで、あなたは無謀なナンピンから身を守ることができるようになります。

1. レバレッジの倍増と証拠金維持率の急落

XMの1,000倍レバレッジは、少額で大きな取引を可能にしますが、ナンピンをするたびに「実効レバレッジ」は跳ね上がります。 ポジションを2倍、3倍と増やせば、相場がわずか数ピップス逆行するだけで証拠金維持率が数千%から一気に数百%まで削り取られます。

2. 「サンクコスト」という心理的陥穑(おとしあな)

人間は既に投じた資金(サンクコスト)を取り戻そうとする時、非合理的な判断を下します。 「ここまでナンピンしたんだから、今さら損切りできない」という思いが強くなり、破滅するまでポジションを握り続けてしまうのです。 これは投資ではなく、ただの「執着」です。

3. 強制ロスカットラインの接近

ナンピンをするということは、価格が自分のポジション(の平均値)に向かってくるのを待つ行為ですが、実際には価格から逃げるように平均値が動いているだけです。 価格が反転せず突き進んだ場合、ナンピンで増やした巨大なロットが牙を剥き、本来なら耐えられたはずの小さな押し目ですら耐えられない「脆弱な口座」を作り出します。

初心者がXMTrading 両建てとナンピンを混同する原因

なぜ多くの初心者は、この二つを混同したり、誤った使い方をしたりするのでしょうか。 最大の原因は、両者が「含み損を確定させたくない」という人間の本能的な苦痛回避から生まれるアクションだからです。 心理学的には「プロスペクト理論」と呼ばれますが、人間は利益を得る喜びよりも、損をする苦痛を過大に評価します。 そのため、「一旦両建てにして損を隠す」あるいは「ナンピンをして損を無かったことにする」という、目先の痛みから逃れるための行動を同一視してしまうのです。

また、インターネット上の不正確な情報も混同を加速させています。 「両建てで負けないFX」「無限ナンピンで月利◯%」といったキャッチコピーが氾濫しており、手法の表面的なメリットだけを切り取って解説するサイトが後を絶ちません。 初心者はそれらの言葉を鵜呑みにし、自分の資金力やXMのルールを無視して、都合の良い解釈で手法を取り入れてしまいます。

これを克服するには、トレードを「感情のドラマ」ではなく「数値のゲーム」として捉える訓練が必要です。 両建てやナンピンという「特殊な一手」を打つ前に、「今、自分は痛みを避けようとしているだけではないか?」と自問自答してみてください。 手法の違いを知識として知っていることと、それを現場で正しく使い分けられることの間には、大きな壁があることを認識しましょう。

XMTrading 両建てとナンピンはどちらを選ぶべき?実践目線で徹底比較

基礎を固めたところで、次は「現場でどちらを選択すべきか」という実践的なフェーズに踏み込みましょう。 相場は常に変化しており、一概に「こちらが正解」というものはありません。 しかし、XMTrading特有の環境下では、特定の条件下でどちらの手法が「生き残る確率が高いか」という優位性は確実に存在します。 ここからは、プロが実践する資金管理術と、相場環境に応じた使い分けのアルゴリズムを具体的に提示していきます。

【この記事でわかること】 ・両手法のメリット・デメリットを比較したリアルな評価 ・最大レバレッジとゼロカットを活かす生存戦略 ・レンジ相場・トレンド相場別の最適な選択アルゴリズム ・副業トレーダーが仕事中に資金を溶かさない鉄のルール

XMTrading 両建てのメリット・デメリットを本音で解説

両建ての最大のメリットは、何と言っても「精神的なクールダウン期間」を作れることです。 含み損が急拡大し、パニックで正常な判断ができないとき、両建てを行うことでその数字を一時的にストップさせることができます。 チャートから一度離れ、冷静に市場環境を再分析し、「なぜこのトレードをしたのか」を振り返る時間を作れるのは、非常に大きな救済措置となります。 また、XMでは同数量の両建てなら証拠金が不要になるため、口座資金を圧迫せずにヘッジをかけられる点も優れています。

しかし、本音を言えばデメリットはそれ以上に厄介です。 まず、両建てを外す「解凍作業」が極めて困難であること。 下げ止まったと判断して売りのポジションを外した直後、さらに価格が下落すれば、残された買いポジションの含み損は加速度的に増えていきます。 また、FXには「スワップポイント」が存在します。 買いと売りの両方を持つことで、多くの場合、支払いスワップが受け取りを上回る「純減状態」となり、持っているだけで毎日資金が削られていく「真綿で首を絞める」ような状態に陥ります。

さらに、XMであっても避けることができないのが「スプレッド拡大」のリスクです。 早朝や深夜、経済指標発表時にはスプレッドが数十ピップスに広がることもあります。 両建てをして損益を固定したつもりでも、スプレッドが広がった瞬間に有効証拠金が目減りし、強制ロスカットを食らう「ステルス・ロスカット」が発生します。 両建ては決して「不沈艦」ではなく、維持すること自体にコストとリスクが伴う、上級者向けのツールなのです。

参照元:野村證券(外国為替証拠金取引の仕組みとリスク)

メリットデメリット
損益を一時固定し、精神的なパニックを鎮められる両方の出口を完璧に当てる必要があり、難易度が爆増
XMでは追加証拠金が不要で、資金を圧迫しないマイナススワップの蓄積により、保有期間が長いほど不利
指標発表前などの突発的なリスク回避に利用可能スプレッド拡大時に想定外のロスカットを招く恐れ
自分のトレードを客観視する時間が作れる負けを認めるのを遅らせるだけで、根本解決にならない

XMTrading ナンピンのメリット・デメリットを比較

ナンピンのメリットは、やはり「低い期待値の相場を勝ちに変換する能力」にあります。 相場は一直線に動くことは稀で、8割の時間はレンジ(行ったり来たり)であると言われます。 多少エントリーポイントが不器用であっても、一定の間隔でポジションを追加していけば、価格が少し戻るだけでトータルプラスで逃げ切ることができます。 「完璧な予想」ができなくても勝てる、という点は、初心者からベテランまでナンピンを多用する最大の理由です。

一方、デメリットは「生存確率を極端に下げること」です。 1回、2回の成功体験は自信に繋がりますが、それが「ナンピンさえすれば助かる」という誤った万能感を生みます。 しかし、相場には数年に一度の「ブラックスワン(想定外の大事件)」が必ず訪れます。 そのような異常事態でトレンドが発生した際、ナンピンを続けていると、含み損は二次関数的に増大し、一晩で数年分の利益を吹き飛ばします。 ナンピンは「コツコツドカン(少しずつ勝って一気に失う)」の典型的な要因となるのです。

XMTradingのようなハイレバ環境では、ナンピンの破壊力は凄まじいものがあります。 成功すれば短期間で資産を倍増させることができますが、失敗すれば一瞬で「ゼロ」になります。 プロのナンピンは、あらかじめ「このポジションは捨て駒」として割り切り、最大損失額を入金額の範囲内に収めるなど、出口(損切り)が明確に組み込まれています。 感情に支配された「逃げのナンピン」か、戦略に基づく「攻めのナンピン」か。その差が天国と地獄を分けます。

参照元:楽天証券(FX取引の基礎知識とリスク)

XMTrading 両建てはゼロカットと相性が良い?資金管理の考え方

XMTradingの代名詞とも言える「ゼロカットシステム」。 口座残高がマイナスになってもXMが補填してくれるこの制度は、トレーダーにとって最強の味方です。 では、両建てはこのゼロカットと相性が良いのでしょうか。 結論から言うと、両建ては「ゼロカットという最強の保険を無効化してしまう」という側面があります。

本来、ゼロカットは「ここまでの損失なら受け入れられる」という入金額の範囲内でリスクを取り、相場が暴走した際には潔くリセットするための仕組みです。 しかし、両建てをして損失を固定してしまうと、相場がいくら動いても損益が確定せず、ゼロカットも発動しません。 これは、死に体のポジションをいつまでも抱え続け、新しいチャンスに資金を回せない「死に金」を作っているのと同じです。 ゼロカットがあるXMだからこそ、ダメな時は早めに負けを認め、相場から退場して頭を冷やす方が、長期的な生存確率は上がります。

むしろ、ゼロカットを活かすなら、両建てでネチネチと粘るよりも「自信のあるポイントで一撃の勝負をかける」方が合理的です。 両建ては「自分の非(判断ミス)を認めたくない」というプライドの表れであることが多く、それが結果的に機会損失を生みます。 資金管理の本質は「次に勝負できる資金をいかに残すか」です。 小細工としての両建てに頼るのではなく、ゼロカットという究極のセーフティネットを背景にした、潔く潔癖なトレードを心がけましょう。

ナンピン地獄を防ぐロット管理と損切りルール

ナンピンが「地獄」へと変貌する瞬間、それは常に「管理不能なロット数」に膨れ上がった時です。 プロのトレーダーがナンピン(あるいはピラミッディング)を行う際、必ず守っているのが「総ロットのキャップ(上限)」です。 例えば、自分の資金に対して最大で10ロットまでと決めているなら、1回目を2ロット、2回目を3ロット、3回目を5ロットというように、最初から全体像を描いて注文を出します。

初心者が陥りやすいのが、損失を取り戻すために追加ロットを倍々にしていく「マーチンゲール法」です。 これは数学的にいつかは破綻することが証明されている手法であり、FXでこれを行うのは自殺行為に等しいです。 ナンピン地獄を防ぐためには、以下の「3つの絶対ルール」を自分に課してください。

  1. 追加ロットは増やさない: 1回目が0.1ロットなら、2回目も0.1ロット。ロットを増やすと破綻速度が加速します。
  2. ナンピンの回数制限: 「追加は3回まで」と決め、4回目が必要な相場環境になったら、それは自分の予想が根本的に外れている証拠です。
  3. トータル損切りの設定: 個別のポジションではなく、「口座全体の含み損が残高の20%に達したら全決済する」といった一括損切りルールを導入します。

これらのルールは、あなたの資産を守るための「防波堤」です。 相場が荒れている時こそ、このルールを機械的に実行できるかどうかが、プロとアマの境界線となります。

XMTrading 両建てを使うべき相場環境とは?レンジ相場との関係

両建てが最もその真価を発揮するのは、相場が「どちらに動くか判断がつかないが、エネルギーが充填されていて大きく動く予兆がある」ときです。 典型的なのは、米雇用統計、FOMC(連邦公開市場委員会)、ECB総裁会見などのビッグイベント直前です。 これらの場面では、上下どちらかに100ピップス以上の急騰・急落が起こる可能性が高いですが、その方向を完璧に当てるのは博打に近いです。 ここで、あらかじめ両建てを仕込んでおき、動きが出た瞬間に「逆方向」のポジションを秒速で決済することで、利益が出る方向のポジションだけを残して大きく伸ばす手法があります。

しかし、レンジ相場(一定の価格帯での停滞)において両建てを行うのは、多くの場合「手数料とスプレッドの無駄遣い」になります。 レンジ内で両建てをしても、どちらのポジションも利益にならず、ただただ時間だけが過ぎていきます。 レンジ相場では、安値で買い、高値で売るというシンプルな逆張りが最も機能しやすく、あえて両建てで複雑化させる必要はありません。

また、両建ては「長期トレンドの調整局面」でも有効です。 例えば、日足レベルで強い上昇トレンドにある際、4時間足レベルで一時的な下落(押し目)が予想される場合です。 長期の買いポジションは保持したまま、短期的な下落分だけを「売り」で取る(つなぎ売り)。 これにより、長期的な利益を確保しつつ、短期的なリスクも軽減するという高度な立ち回りが可能になります。 自分の見ているチャートの「時間軸」が、短期なのか長期なのかを明確に区別して使い分けましょう。

ナンピンが機能しやすい相場と失敗しやすい局面

ナンピンが最も鮮やかに機能するのは、皮肉なことに「自分が間違っていたものの、相場の大きな流れ(トレンド)は変わっていない」ときです。 具体的には、強い上昇トレンドの中での一時的な急落(押し目買いの失敗)です。 相場に勢いがあれば、追加したポジションが平均単価を下げ、反発した瞬間に全ての含み損が利益へと変わります。 この「成功体験」があるからこそ、多くの人はナンピンの魔力から抜け出せなくなります。

しかし、ナンピンが劇的に、そして致命的に失敗するのは「トレンドの転換点」です。 今までサポートされていたラインを明確に下抜け、下降トレンドへと突入した瞬間、買いのナンピンを続けることは「死」を意味します。 相場には「常識が通用しない異常なトレンド」が年に数回は訪ります。 そのような場面で「流石にもう下がりきっただろう」という思い込みは、XMのハイレバ環境では数分で口座を空にします。

ナンピンを行う前には、必ず「今の相場はレンジなのか、トレンドなのか」を、ボリンジャーバンドやRSI、移動平均線などのテクニカル指標を用いて客観的に判断してください。 「感覚」でナンピンをするのではなく、「テクニカル的な根拠」が継続している間だけ、計画的に行う。 この冷静な視点が欠けているナンピンは、ただの「お祈り投資」であり、長続きすることはありません。

副業トレーダー目線で考えるXMTrading 両建て戦略の使い分け

忙しい本業を持つ副業トレーダーにとって、FXで最も避けるべきは「仕事中にチャートが気になって業務に支障が出ること」です。 両建てもナンピンも、ポジション管理が複雑になるため、一度始めると気になって何度もスマホをチェックしてしまいがちです。 副業トレーダーにおける戦略の使い分けは、「管理のしやすさ(メンテナンス性)」を最優先にすべきです。

お勧めしたいのは、両建てもナンピンも「基本的には封印する」というスタイルです。 エントリーと同時に損切り(SL)と利益確定(TP)を設定し、あとは相場に任せる「IF-DONE注文」を徹底してください。 どうしてもこれらの手法を使いたい場合は、以下の制限を設けましょう。

  • 両建て: 週を跨ぐ際の不測の事態(週明けの窓開け)に備えるためだけに使用する。
  • ナンピン: 最初からポジションを3分割し、1日1回のチェックで済むような日足ベースの広い値幅でのみ行う。

副業トレーダーの強みは「専業ではない(=生活費をFXで稼ぐ必要がない)」という精神的な余裕です。 その余裕を、複雑な手法で自ら壊してはいけません。 シンプル・イズ・ベストの精神で、自分の生活スタイルに合った「無理のない戦略」を選択しましょう。

XMTrading 両建てとナンピンの違いを理解するための最終チェック【まとめ】

ここまで、XMTradingにおける両建てとナンピンの違い、そしてそれぞれの戦略について深く掘り下げてきました。 最後に、この記事の重要ポイントを整理し、あなたが明日から迷わずに取引に臨めるよう、チェックリストとしてまとめます。 これらの項目をトレード前に確認するだけで、致命的なミスを防ぐことができるはずです。

【まとめ】 ・両建ては損益を固定する「盾」、ナンピンは平均単価を改善する「矛」。 ・XMTradingでは同一口座内の両建てに限り、必要証拠金が相殺(0円)される。 ・複数口座や他業者を跨いだ両建ては厳禁。口座凍結の大きなリスク。 ・両建ては精神的パニックを抑える「時間稼ぎ」には有効だが、出口が非常に難しい。 ・ナンピンはレンジ相場で高勝率だが、トレンド相場で全資産を失う「諸刃の剣」。 ・XMの1,000倍レバレッジ環境では、無計画なポジション追加は即ロスカットに直結。 ・ゼロカットシステムがあるからこそ、無意味に両建てで粘るより損切りも重要。 ・ナンピンを行う際は、必ず「追加回数」と「最終損切りライン」を事前に決める。 ・副業トレーダーは、仕事の邪魔にならないシンプルで低ロットな運用が最強。 ・どちらの手法も「負けを認めたくない」という感情が最大のリスク要因。

最後に、FXは「手法」を学ぶことも大切ですが、それ以上に「自分の弱さ(欲と恐怖)」を知ることが成功への近道です。 両建てやナンピンという魅力的な言葉に惑わされず、常に冷静な資金管理とルール遵守を心がけてください。 あなたのXMTradingでのトレードが、より実りあるものになることを心から願っています。

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