皆さんも、仕事、お疲れ様です!
今日も私は仕事が終わってからの眠たい目をこすりながら、記事更新しています(笑)
前回ですが、エックスエムの背景色などの変更についてお話ししました。
前回の記事はコチラ↓
エックスエム MT5のチャート:背景色やローソク足の色を分かりやすく変更!
そこで、今回はチャートで一般的に使用されるテクニカル表示について触れてみようと思います(^^)/
目次
私が現在使用している「テクニカル表示」は2種類のみ!
現在、この記事を書いている私ですが、エックスエムでは「スイングトレード」をメインにしています。
スイングトレードですから、トレンドを追いかけるイメージといったところです。
そこで、私がどの様なテクニカル表示を利用しているのかという事をまとめておきます。
あくまで、テクニカル表示は使用しないと勝てないという訳ではないのですが参考にはなるはずです。
エックスエムでチャートにテクニカル表示させる方法!
まずは、エックスエムのチャートにテクニカル表示を指せる方法について触れておきます。
手順は、上部バーの「挿入(l)」をクリックするとプルダウンメニューが表示されます。
その中から「インディケータ」という項目をクリックします。
すると更に、横にメニューが表示されます。その項目内に「トレンド系」「オシレーター」…などの項目があります。
この項目の中から自分のトレードに役立つテクニカル表示を選択すれば良いのです。
ちなみに、私がおすすめするのは「トレンド系」と「オシレーター」の2つです(´っ・ω・)っ
「トレンド追随型」と「オシレーター」のテクニカル表示
トレンド追随型のテクニカル表示というのは、相場の方向性を察知する為に使われます。
おもに、ローソク足チャートや移動平均線、ボリジャーバンドなどのテクニカル表示が該当します。
一方の、オシレーター型のテクニカル表示というのは相場の割安/割高感を表します。
要は相場の価格が買われ過ぎているのか/売られ過ぎているのかの判断をする手法です。
おもに、RSI/RCI/MACD等のテクニカル表示が該当します。
①移動平均線の特徴について
移動平均線は、一定の期間の相場の価格変動の平均値をライン化したものです。
期間の異なる2本のラインを用いて相場の動向を読み取ります。
私の場合は、期間を「5」と「25」で設定し、そのラインの交差地点で売り/買いを判断しています。
【移動平均線の主な使い方】
● 短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜けた → 買い(ゴールデンクロス)
● 短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜けた → 売り(デッドクロス)
②ボリジャーバンドの特徴について
ボリジャーバンドは、相場内のトレンド(方向性)を予測するのに利用されるテクニカル表示です。
相場を統計的に分析する手法で、一定期間の価格変動の標準偏差(ボラティリティ)を上下にバンドしたものです。
理論上、相場の価格は、この1番目のバンドに約68%、2番目のバンドに95%、3番目のバンドに99%おさまると考えられます。
その為、それらのバンドが価格を突破したら逆張りで対応するのが基本(レンジ相場時)となります。
【ボリジャーバンドの主な使い方】
● ボリジャーバンドのラインを相場の価格が突き抜ける→逆張りで売買開始
● バンドが広がりながら突き抜けた場合→順張り(ブレイクアウト)ボリジャーウォーク
③エンベローブの特徴について
エンベローブは、一定期券の相場の価格変動の目安を察知できます。
また、ラインの上限・下限を相場の価格が突破した時に、逆張りを行うのが一般的です。
相場の価格は平均回帰する原則にたった手法となります。
【エンベローブの主な使い方】
● エンベローブのラインの上限を価格が超える→売る、下限を超える→買う
● 一定の期間の相場の価格変動の目安に利用すると良いでしょう。
④パラボリックの特徴について
パラボリックは、相場のトレンド(方向性)を予測する為に使われるテクニカル分析です。
常に相場でポジションを持つ事を前提にしている為、いつでも買いか売りのサインを発しています。
サインは、相場の価格との交点で売り買いサインが逆転する為、視覚的に分かりやすい手法としても人気があります。
この手法は、主に相場が一方的に動いている場合に有利に働き、レンジ相場ではだましが出てしまいます。
【パラボリックの主な使い方】
● 価格の下側にサイン(丸印)が点灯→買い(売りサインが出るまで継続)
● 価格の上側にサイン(丸印)が点灯→売り(買いサインが出るまで継続)
⑤一目均衡表の特徴について
一目均衡表は、相場のトレンド(方向性)予測に使われるテクニカル分析です。
主に日本の株式投資家に活用されてきた手法です。
5本の異なった期間で表したラインと、相場の価格との動向で、先行きや転換点を予測します。
また、5本のラインのうち、先行スパン①と先行スパン②のラインの中間部分を雲といいます。
雲は、相場の価格の抵抗帯や支持帯として働きます。現在では、FXトレーダーにも多く利用されています。
【一目均衡表の主な使い方】
● 雲の交差地点→トレンドの転換ポイント
● 相場の価格と各ラインの交点→抵抗帯・支持帯
⑥RSIの特徴について
RSIは、相場の価格水準を判断するのに使われるテクニカル分析です。
要は、現在の価格が買われ過ぎているのか(割高)、売られ過ぎているのか(割安)を判断するものです。
日本語では相対力指数と表されますが、ある一定期間内で相場の上昇日と下落日を比べ、その力を推し量ったものです。
一般的には、30%以下で売られ過ぎの水準、70%以上で買われ過ぎの水準に相場の価格があると判断されます。
【RSIの主な使い方】
● 30%以下の水準→売られ過ぎ、70%以上の水準→買われ過ぎ
● 売買サインの目安:30%以下→買戻し期待の買い、70%以上→反転を狙った売り
⑦RCIの特徴について
RCIは、相場の価格水準を判断するのに使われるテクニカル分析です。
要は、現在の価格が買われ過ぎているのか(割高)、売られ過ぎているのか(割安)を判断します。
日本語では順位相関係数とも呼ばれ、一定期間内の1日ごとの価格変動の影響度を判断材料に入れます。
それにより、より足元の相場に適した価格水準の判断が可能になります。
数値は、100%からマイナス100%までの間で推移します。
そして、0軸の交点、プラス・マイナス80~90%のラインでの逆張りが一般的な手法となります。
【RCIの主な使い方】
● 80~90%→売られ過ぎ→反転買い、80~90%→買われ過ぎ→反転売り
● 0軸を下から上に突き抜ける→上昇傾向、0軸を上から下に突き抜ける→下落傾向
⑧MA乖離率の特徴について
移動平均乖離率は、相場の価格水準を判断するのに使われるテクニカル分析です。
要は、現在の価格が買われ過ぎているのか(割高)、売られ過ぎているのか(割安)を判断するものです。
移動平均線のラインと、相場の価格との乖離(価格のひらき)を表したものです。
乖離率が5%以上になると、一般的に反転しやすくなると考えられています。
その為、それらのタイミングで逆張りを行う手法が使われます。
【移動平均乖離率の主な使い方】
● プラス5%以上の水準→買われ過ぎ→売りトレード
● マイナス5%以上の水準→売られ過ぎ→買いトレード
⑨ストキャスティクスの特徴について
ストキャスティクスは、相場の価格水準を判断するのに使われるテクニカル分析です。
要は、現在の価格が買われ過ぎているのか(割高)、売られ過ぎているのか(割安)を判断します。
ある一定期間の最高値と最安値と比較して、現在の価格がどの位置にあるか表します。
その為、それらの動きから価格水準が判断できます。
一般的にはプラスマイナス80%のラインでの2本のライン交差時を売買シグナルにします。
【ストキャスティクスの主な使い方】
● プラス80%以上の水準で青ラインが赤ラインをデッドクロス→売り
● マイナス80%以下の水準で青ラインが赤ラインをゴールデンクロス→買い
⑩MACDの特徴について
MACDは、相場の価格水準を判断するのにも、相場の方向性(トレンド)を判断するのにも使われるテクニカル分析です。
移動平均縮小拡散法とも呼ばれるこの手法は、赤色のシグナルラインと青色のMACDラインの交点で相場の反転を予測します。
また、それらのラインがゼロ軸を上下に突破したラインでの追撃売買に使えます。
さらに、オシレーター指数(緑)の頂点からの転換ポイントでの相場反転推測など、柔軟に使う事ができます。
【MACDの主な使い方】
● 青が赤を上から下に抜ける→売り、青が赤を下から上に抜ける→買い
● 0軸を上に抜ける→買い、0軸を下に抜ける→売り、オシレーター反転地点→逆張り
以上、エックスエムのチャート画面にトレンド追随型テクニカル表示:移動平均線とMACDの特徴と表示のさせ方…という話でした。