XMアフィリエイト 確定申告は必要?副業会社員が絶対に知るべき基準ライン

XM(口座開設・設定・トラブル)

XMアフィリエイト(パートナープログラム)で一定以上の報酬を得た場合、日本の税制に基づき確定申告を行う義務が発生します。 特に給与所得がある会社員の方は、副業の所得が年間20万円を超えると申告が必要になるという「20万円ルール」が有名ですが、これには落とし穴も多いのが実情です。 正しい知識がないまま放置してしまうと、無申告加算税や延滞税といった厳しいペナルティの対象になりかねません。

本記事では、XMアフィリエイト特有の外貨報酬の扱いから、税務署がどのように海外送金を捕捉しているのかといった裏側まで、プロライターの視点で徹底解説します。 「自分は大丈夫」という根拠のない自信ではなく、法律に基づいた正確な判断基準を身につけることで、将来的な税務リスクを完全に排除しましょう。 初心者の方でも今日から実践できる、具体的かつ明瞭なステップをお伝えしていきます。

【この記事で分かること】 ・確定申告が必要な「所得20万円」の正しい境界線 ・会社に副業が発覚するメカニズムと住民税の回避策 ・XM報酬の「雑所得」申告における具体的な実務フロー ・税務調査を未然に防ぎ、賢く残る利益を増やす節税術

  1. XMアフィリエイト 確定申告は本当に必要?副業会社員の判断基準
    1. XMアフィリエイト 確定申告はいくらから必要?20万円ルールの正しい理解
    2. 副業会社員でもXMアフィリエイトで確定申告が必要になるケース
      1. 申告が必要なケースの具体例シミュレーション
    3. 給与所得者が見落としがちな住民税と確定申告の関係
    4. XMアフィリエイト報酬は雑所得?事業所得?税区分の違い
    5. XMアフィリエイト 確定申告をしないとどうなる?ペナルティの現実
      1. 課されるペナルティの一覧
    6. 副業が会社にバレるのは住民税?確定申告との関係性
    7. XMアフィリエイトの確定申告が不要になる具体例とは?
  2. XMアフィリエイト 確定申告のやり方と副業会社員の注意点
    1. XMアフィリエイト 確定申告の流れ|初心者向け5ステップ解説
    2. XMアフィリエイト報酬の計算方法と年間所得の出し方
    3. 経費にできるもの一覧|XMアフィリエイトの節税ポイント
      1. 経費にできる・できないの判断基準表
    4. e-Taxでの確定申告方法と必要書類の準備
    5. 青色申告と白色申告の違い|XMアフィリエイトはどちらが得?
    6. 副業会社員が確定申告で失敗しやすい3つのミス
    7. 税理士に相談すべき?XMアフィリエイト収入が増えた場合の判断基準
    8. XMアフィリエイト 確定申告で後悔しないための最終チェック【まとめ】

XMアフィリエイト 確定申告は本当に必要?副業会社員の判断基準

XMアフィリエイトの報酬は、海外口座から支払われるため「日本の税務署にはバレないのではないか」と考える方も少なくありません。しかし、それは極めて危険な誤解です。 近年の税制改正や国際的な情報交換枠組み(CRS)の整備により、個人の海外資産や国外送金に対する監視の目はかつてないほど厳しくなっています。 銀行口座への着金履歴は100%捕捉されていると考え、申告が必要かどうかの判断は、感情や憶測ではなく、明確な法的基準に基づいて行う必要があります。

所得の計算は単純な「報酬額」ではなく、「売上(報酬)- 経費」で算出される「所得」が基準となります。 この金額が一定ラインを超えた場合に申告義務が生じますが、そのラインは一律ではありません。 自分が申告対象者に該当するのか、まずは以下の詳細な基準と実例をチェックして、現状の収益と照らし合わせてみてください。

【以下で分かること】 ・所得税と住民税における「申告不要ライン」の違い ・会社員が直面する合算所得の落とし穴 ・「雑所得」か「事業所得」かを見極める判定基準 ・無申告が発覚した際の実務的な不利益と罰則

XMアフィリエイト 確定申告はいくらから必要?20万円ルールの正しい理解

会社員が副業としてXMアフィリエイトに取り組む際、まず直面するのが「年間所得20万円」という基準です。 これは所得税法上の特例で、給与所得以外の所得(副業所得)が年間20万円以下であれば、確定申告を免除するというものです。 しかし、ここで多くの人が勘違いしやすいのが「所得」の定義です。

所得とは、1月1日から12月31日までに確定した「報酬総額」から、その報酬を得るために直接要した「必要経費」を差し引いた残りの金額を指します。 例えば、年間で35万円の報酬を得たとしても、ブログのサーバー代、PC購入代、FXの勉強用書籍代などで16万円を使った場合、所得は19万円となり、所得税の確定申告は不要となります。

一方で、注意が必要なのは「他の副業」との合算です。 もしXMアフィリエイトで15万円の利益があり、別にやっている「せどり」や「クラウドソーシング」で10万円の利益があれば、合計所得は25万円となり、申告義務が発生します。 また、この20万円ルールは「所得税」に限定された話であり、後述する通り「住民税」には1円でも利益があれば申告が必要という別のルールが存在することを忘れてはいけません。

参照元:国税庁:副収入などがある方の確定申告

副業会社員でもXMアフィリエイトで確定申告が必要になるケース

会社員であっても確定申告が「絶対的な義務」となるケースは、主に以下のパターンに集約されます。 最も多いのは「副業所得の合計が20万円を超えた場合」ですが、それ以外にも「元々の年収が高い」「複数の職場から給与を得ている」といった条件が加わると、状況は複雑になります。

例えば、本業の年収が2,000万円を超える方は、それだけで会社での年末調整が対象外となるため、必ず自分で確定申告を行わなければなりません。 この場合、副業所得がたとえ1万円であっても、それを隠して申告することは「虚偽の申告」となり、非常にリスクが高まります。

また、医療費控除や住宅ローン控除、ふるさと納税(ワンストップ特例を使わない場合)などで確定申告を行う場合も注意です。 これらの還付を受けるために確定申告書を提出する際、副業所得が20万円以下であっても、その金額を併せて記載しなければなりません。 「還付は受けたいけれど、副業の20万円分は書かなくていいだろう」という考えは通用しません。一度申告書を出す以上は、すべての所得を白日の下にさらす義務があるのです。

申告が必要なケースの具体例シミュレーション

状況副業所得額申告の要否理由
一般的な会社員15万円不要20万円以下の免除規定に該当
一般的な会社員25万円必要20万円を超えているため
年収2,100万円の人5万円必要給与所得者としての申告義務があるため
医療費控除を受ける人10万円必要申告を行うなら全所得の記載が必要

参照元:国税庁:確定申告が必要な方

給与所得者が見落としがちな住民税と確定申告の関係

「所得税の確定申告が不要=何も手続きしなくていい」という思い込みは、副業会社員にとって最も危険な罠です。 所得税には20万円の免除規定がありますが、地方税である住民税(市県民税)にはこの規定が存在しません。 自治体の立場からすれば、1円でも所得が増えればその分住民税を課税するのがルールです。

所得税の確定申告を行った場合は、そのデータが自動的に市区町村へ転送されるため問題ありませんが、20万円以下で所得税の申告をしない場合は、別途「住民税の申告」を行う必要があります。 これを怠ると、後日税務調査などで副業所得が判明した際、「住民税の申告漏れ」として指摘を受けることになります。

また、住民税の申告を行わないことは、会社に副業が発覚するリスクを間接的に高めます。 無申告のまま放置し、数年後に税務署からの指摘で修正申告を行った場合、自治体が過去に遡って住民税を再計算します。 その通知が会社に届く際、給与額に見合わない不自然な住民税の増額(あるいは過去分の追徴)として経理担当者の目に留まり、「この社員、何か隠しているな」と疑われるきっかけになるのです。

XMアフィリエイト報酬は雑所得?事業所得?税区分の違い

確定申告を行う際、XMアフィリエイトの報酬を「どの箱(所得区分)」に入れるかは、納税額を左右する大きな分かれ道となります。 一般的に、会社員が片手間で取り組むアフィリエイトは「雑所得」に分類されます。 雑所得とは、他の9種類の所得のどれにも当てはまらない「その他」の所得を指しますが、基本的には損失が出ても他の所得と通算できない(給与所得を減らせない)というデメリットがあります。

一方で、もしあなたが「事業」として本格的に取り組んでいるなら、「事業所得」として申告できる可能性があります。 事業所得として認められれば、青色申告による最大65万円の特別控除や、家族への給与を専従者給与として経費にするなど、強力な節税メリットを享受できます。

ただし、事業所得として認められるためのハードルは年々高くなっています。 2022年の税制改正により、「年間の副業収入が300万円以下で、かつ帳簿を保存していない場合」などは、原則として雑所得として扱うという指針が示されました。 独立性、継続性、営利性、そして「客観的な事業実態」が求められるため、単にブログを書いているだけでは事業所得として認められるのは難しいのが現実です。 最初は「雑所得」として安全にスタートし、収益が月20〜30万円を超えて安定してきた段階で事業所得への切り替えを検討するのが賢明です。

参照元:国税庁:雑所得の範囲等

XMアフィリエイト 確定申告をしないとどうなる?ペナルティの現実

「バレないだろう」という甘い期待は、税務署の調査能力を過小評価しています。 日本の税務署は、銀行が発行する「国外送金等調書」を通じて、100万円を超える海外送金を常時把握しています。 また、100万円以下であっても、定期的に行われる「反面調査」や、アフィリエイトASP(XM)自体への調査を通じて、誰がいくら稼いでいるかのリストを入手することがあります。

無申告が発覚した場合に課されるペナルティは、金銭的にも精神的にも非常に重いものです。 まず、本来納めるべき税金に加えて、15%〜20%の「無申告加算税」が上乗せされます。 さらに、納付期限からの遅延利息に相当する「延滞税」も日割りで加算されます。これらは罰金であるため、経費にすることもできません。

最も恐ろしいのは、悪質な隠蔽工作(帳簿の偽造や隠匿など)があったとみなされる場合の「重加算税」です。 税率は35%〜40%に跳ね上がり、数年分の無申告がまとめて指摘された場合、手元に残った利益のほとんどが税金で消えてしまうケースも珍しくありません。 また、脱税として告発されれば社会的地位を失うリスクもあります。 XMアフィリエイトで継続的に稼ぎたいのであれば、最初からクリーンな申告を心がけることが、最も確実で安上がりな防衛策なのです。

課されるペナルティの一覧

罰則の種類課税される割合内容
無申告加算税15%〜20%期限内に申告しなかったことへの罰則
延滞税年2.4%〜8.7%程度税金の支払いが遅れた期間への利息
重加算税35%〜40%隠蔽や偽装があった場合の最も重い罰則
過少申告加算税10%〜15%申告額が少なかった場合に課される

副業が会社にバレるのは住民税?確定申告との関係性

会社員が副業を隠し通したい最大の理由は、就業規則への抵触でしょう。 多くの会社では、副業そのものが禁止されているか、あるいは「本業に支障をきたさない範囲」といった曖昧な基準が設けられています。 副業が会社にバレるきっかけの9割は、確定申告そのものではなく、その結果として会社に通知される「住民税の額」にあります。

住民税は「特別徴収」といって、会社が毎月の給与から天引きして納付するのが一般的です。 市区町村は、あなたの確定申告データ(副業所得を含む総所得)を元に住民税額を計算し、その結果を「住民税決定通知書」として会社に送ります。 経理担当者がそれを見た際、同じ基本給の同僚と比べて住民税が高い、あるいは記載されている所得額が給与所得より多いことに気づけば、副業の存在が露呈します。

これを防ぐための唯一の技術的な対策が、確定申告書で「自分で納付(普通徴収)」を選択することです。 申告書の第二表にある「住民税に関する事項」で、「自分で納付」にチェックを入れるだけで、副業分の住民税納付書が自宅に届くようになります。 これにより、会社の給与から天引きされる住民税は「本業の給与分」だけに抑えられ、会社側に不審な情報を与えずに済みます。

XMアフィリエイトの確定申告が不要になる具体例とは?

ここまで厳格なルールを解説してきましたが、一方で「堂々と申告しなくて良いケース」も存在します。 これを知っておくことで、無駄な不安を抱えずに済みますし、意図的な所得調整(経費の活用など)による適法な節税も可能になります。

第一のケースは、年間所得が20万円以下であることです。 先述した通り、「売上 - 経費 = 20万円以下」であれば所得税の申告は不要です。 特にアフィリエイト開始初年度などは、パソコンの買い替えや高性能なモニターの購入、複数の有料テーマやツールの導入などで経費がかさみがちです。 これらの正当な経費を積み上げた結果、所得が20万円を下回ることはよくある話です。

第二のケースは、年間の合計所得が「基礎控除」を下回る場合です。 例えば、本業を退職して無職の期間があり、XMアフィリエイト以外の収入がない場合、年間所得が48万円(基礎控除額)以下であれば、所得税を納める必要がないため確定申告は不要となります。

第三のケースは、XMアフィリエイトで「赤字」が出た場合です。 赤字であれば納税額はゼロですので、所得税の申告義務はありません。 ただし、もしあなたが「事業所得」として届け出ているのであれば、赤字を申告することで、本業の給与所得から赤字分を差し引いて「源泉徴収された税金の還付」を受けることが可能です(損益通算)。 これは雑所得では不可能な、事業所得者だけの特権です。

参照元:総務省:個人住民税の仕組み

XMアフィリエイト 確定申告のやり方と副業会社員の注意点

確定申告の必要性が理解できたら、次はその具体的な「やり方」をマスターしましょう。 「税務署に行くのは怖い」「書類作成が難しそう」というイメージは、もう過去のものです。 今はスマホ一つで、あるいは自宅のPCから国税庁のシステムを使って、チャット形式で質問に答えるように申告書を作成できる時代です。

しかし、XMアフィリエイトには「外貨報酬」という特有の要素があり、これの扱いを間違えると税務署から修正を求められることがあります。 後半では、実際に申告書を作成する際の手順と、副業会社員が確実に「経費」として認めてもらうためのテクニック、そして絶対にやってはいけないNG行動を詳しく解説していきます。

【この記事でわかること】 ・初心者でも失敗しない確定申告の5ステップ ・XM報酬の円換算と年間所得の集計方法 ・税務署に認められる経費の範囲と証明書類 ・e-Taxを使ったスマホ完結の申告ノウハウ

XMアフィリエイト 確定申告の流れ|初心者向け5ステップ解説

確定申告は、行き当たりばったりで進めると必ずどこかで躓きます。 プロのアフィリエイターが実践している、最も効率的な5つのステップを紹介します。

ステップ1:必要書類の完全収集(1月上旬) まず準備すべきは、本業の会社から渡される「源泉徴収票」です。これがないと申告は始まりません。 次に、XMのパートナー管理画面(IB管理画面)から、前年1月1日〜12月31日までの「報酬レポート」をCSV形式でダウンロードします。 さらに、ドメイン代、サーバー代、PC購入、書籍代などの領収書やカード明細をすべてかき集めてください。

ステップ2:所得額の精密計算(1月中旬) 外貨(ドルなど)で発生している報酬を、発生日のレートで円換算します。 経費についても、按分(私生活との兼ね合い)を考慮して計算します。例えばネット代が月5,000円で、副業に半分使っているなら2,500円を経費にします。 この段階で「所得 = 売上 - 経費」を確定させます。

ステップ3:国税庁サイトでの入力作業(2月上旬) 「確定申告書等作成コーナー」にアクセスします。 源泉徴収票の数値をそのまま入力し、次に副業所得を「雑所得」として入力します。 画面の指示に従うだけなので、計算自体はシステムが自動で行ってくれます。

ステップ4:住民税の防衛策(入力の最後) これが最重要。入力の終盤で「住民税・事業税に関する事項」をクリックし、徴収方法を「自分で納付(普通徴収)」に設定します。 これを忘れると会社にバレるリスクが激増します。

ステップ5:送信と納税(2月16日〜3月15日) マイナンバーカードを使ってe-Taxで送信します。 納税額が表示されるので、スマホ決済(PayPayなど)やクレジットカード、銀行振込で期限内に支払います。

XMアフィリエイト報酬の計算方法と年間所得の出し方

XMアフィリエイト報酬の計算において、初心者が最も混乱するのが「為替レートの扱い」と「計上のタイミング」です。 結論から言うと、日本の税制では「発生主義」が原則となります。

1. 計上のタイミング(いつの売上にするか) XMのパートナー口座に報酬が反映されたタイミングが「発生日」です。 銀行口座に出金した日ではありません。例えば12月31日に発生した報酬が、銀行に着金したのが1月5日だったとしても、それは「前年の所得」として計上しなければなりません。 出金せずXMの口座内に置いておいても、それは「既に得た所得」とみなされます。

2. 円換算のレート(TTMの原則) 報酬がドルで発生した場合、その日の「TTM(対顧客電信売買相場の中値)」というレートを使って円に直します。 毎日1ドル=〇〇円と計算するのは大変ですが、国税庁は「継続的に使用するなら、その月の平均レートや月末レートを使っても良い」という柔軟な姿勢も見せています。 ただし、最も安全で正確なのは「発生日のTTM」です。三菱UFJ銀行などのサイトで過去のレートが公開されているので、エクセルで照合させて計算するのが一般的です。

3. 銀行手数料の扱い 海外送金で受け取る際、銀行側で数千円の手数料(リフティングチャージ)が引かれます。 これは「売上から引く」のではなく、「売上は満額で計上し、引かれた手数料を経費(支払手数料)として計上する」のが正しい記帳方法です。

参照元:国税庁:外貨建取引の換算

経費にできるもの一覧|XMアフィリエイトの節税ポイント

アフィリエイトは他のビジネスに比べて経費が少ないと言われますが、探せば意外と多くの項目が認められます。 「これは経費になるかな?」と迷ったら、「これを買わなければ、このアフィリエイト報酬は得られなかったか?」と自問自答してみてください。

具体的な経費リストと解説:

  1. サーバー代・ドメイン代(通信費): ブログ運営には不可欠。100%経費にできます。
  2. PC・周辺機器(消耗品費): パソコン、モニター、マウス、キーボードなど。10万円未満ならその年の経費。10万円以上なら「減価償却」として数年に分けて経費にします。
  3. ネット回線・スマホ代(通信費): 家事按分が必要です。例えば「使用時間の3割が副業」なら、月額の30%を計上。
  4. 書籍・情報商材(新聞図書費・諸謝金): FXのチャート分析本や、マーケティングの教科書。領収書だけでなく、学習内容のメモを残しておくとより確実です。
  5. 広告費(広告宣伝費): リスティング広告やSNS広告を出稿している場合。領収書(利用明細PDF)を忘れずに。
  6. カフェ・コワーキング代(旅費交通費・接待交際費): 外で記事を執筆した際のコーヒー代や施設利用料。ただし、過度な飲食は指摘の対象になります。
  7. 振込手数料(支払手数料): XMからの着金時に銀行に引かれる手数料。海外送金は高いので、これを忘れると損をします。

重要なのは、領収書の裏に「何のための支出か(例:〇〇ブログ執筆のため)」をメモしておくことです。数年後の税務調査で聞かれた際、即答できる準備がプロの仕事です。

経費にできる・できないの判断基準表

経費項目計上の可否注意点
ブログサーバー代100%経費可能
FXの勉強用書籍業務に関連するもののみ
家族との外食代×私的な飲食は不可
仕事用PC(15万円)減価償却または一括償却資産の検討
スマホ代業務利用分のみ按分して計上
海外送金手数料XM報酬を受け取るための必須費用

e-Taxでの確定申告方法と必要書類の準備

「e-Tax(イータックス)」は、副業会社員にとって最強の味方です。 税務署に行く時間を節約できるだけでなく、添付書類の省略や還付のスピードアップなど、メリットしかありません。 現在は「マイナンバーカード方式」が主流で、スマホとICカードリーダー(またはスマホ自身)があれば、5分程度で送信まで完了します。

e-Tax利用時のチェックポイント:

  • マイナンバーカードの有効期限:署名用電子証明書の期限が切れていないか確認してください。
  • 源泉徴収票のスマホ撮影:最近のe-Taxは、源泉徴収票をスマホで撮影するだけで数値を自動読み取りしてくれる機能があり、入力の手間が大幅に減りました。
  • 保存機能の活用:途中で作業を中断しても、データを保存しておけば後から再開できます。
  • 還付金の受取口座:本人名義の口座である必要があります。ネット銀行も対応しています。

また、e-Taxで送信した後は、申告書の控え(PDF)を必ず保存し、印刷して紙でも持っておくことをお勧めします。 これは将来、住宅ローンの審査や賃貸契約の際に「所得証明」として必要になることがあるからです。

参照元:e-Tax:国税電子申告・納税システム

青色申告と白色申告の違い|XMアフィリエイトはどちらが得?

副業が軌道に乗ってくると、「白色申告のままでいいのか、青色申告にすべきか」という贅沢な悩みが生まれます。 しかし、会社員の副業においては「青色申告への切り替え」には慎重な判断が必要です。

白色申告(雑所得)を選ぶべき人:

  • 所得が年間100万円以下。
  • 帳簿付けに時間をかけたくない。
  • 開業届を出して、会社に「事業をやっている」という痕跡を残したくない。

青色申告(事業所得)を選ぶべき人:

  • 所得が年間300万円を超えて安定している。
  • 将来的に独立(フリーランス化)を考えている。
  • FXアフィリエイト以外にも複数の事業を展開する予定。

青色申告の最大の壁は「事業所得として認められるか」です。 税務署から「これは単なるお小遣い稼ぎ(雑所得)でしょう」と否認されると、青色申告特別控除が取り消され、追徴課税を受けるリスクがあります。 XMアフィリエイトは「紹介業」ですので、実体としての事務所や従業員がいない場合、事業性を証明するのは容易ではありません。 まずは白色申告で実績を作り、規模が大きくなってから税理士に相談の上、青色申告へ移行するのが最も安全なルートです。

副業会社員が確定申告で失敗しやすい3つのミス

確定申告は「正しく申告する」ことがゴールですが、不慣れなために犯してしまう「ありがちなミス」が3つあります。 これらを事前に知っておくだけで、無駄な修正申告や税務署からの電話を防ぐことができます。

1. 「入金額」と「報酬額」を混同する 銀行に入ってきた「手取り額」で申告する人がいますが、これは間違いです。 正しくは「手数料を引かれる前の満額」を売上とし、引かれた手数料は「経費」として別で記載します。 売上を少なく記載すると、税務署が持っている送金データ(満額)と整合性が取れなくなり、調査の対象になりやすくなります。

2. 住宅ローン控除や医療費控除との整合性 副業の所得を追加することで、合計所得金額が上がります。 これにより、「所得制限がある控除(配偶者控除など)」から外れてしまったり、住宅ローン控除の最大額が変わってしまったりすることがあります。 「税金が戻ってくるはずが、副業のせいで逆に支払いが増えた」というケースもあるため、全体のシミュレーションが不可欠です。

3. 領収書の「電子保存ルール」を無視する 2024年から本格施行された「電子帳簿保存法」により、Amazonの領収書やメールで届いた明細などは、紙で印刷して保存するだけでなく、電子データのまま一定のルールで保存することが義務化されました。 「紙で取ってあるから大丈夫」は通じなくなってきています。適切なファイル名でフォルダ管理する習慣をつけましょう。

税理士に相談すべき?XMアフィリエイト収入が増えた場合の判断基準

「いくら稼いだら税理士を雇うべきか?」 これはXMアフィリエイトに限らず、すべての副業者が抱える疑問です。 私の経験上、以下の3つの基準のいずれかに当てはまったら、税理士への相談をお勧めします。

基準1:年間利益が300万円を超えた この規模になると、節税対策(法人化の検討など)によるメリットが税理士報酬(年間15万〜30万円)を上回るようになります。

基準2:税務調査の通知が来た 自分一人で税務署と戦うのは無謀です。プロの立ち会いがあるだけで、否認される経費の割合が劇的に変わります。

基準3:本業が忙しすぎて、申告作業でアフィリエイト活動が止まる あなたの時給がいくらかを考えてください。10時間かけて不慣れな書類を作るより、その10時間で新しい記事を3本書き、申告はプロに投げるほうが長期的な収益は最大化されます。

最近は、ネットで完結する「クラウド税理士サービス」や、スポット(単発)での申告代行も増えています。 まずは「無料相談」を活用して、今の自分の規模感で依頼する価値があるかを探ってみるのが賢い一歩です。

参照元:日本税理士会連合会

XMアフィリエイト 確定申告で後悔しないための最終チェック【まとめ】

XMアフィリエイトの確定申告は、決して「敵」ではありません。 正しく理解し、適切に対処すれば、あなたのビジネスを守るための強力なシールドとなります。 最後に、この記事で解説した最重要ポイントを10個にまとめました。申告前に必ず見直してください。

【まとめ】 ・副業所得が20万円を超えたら所得税の確定申告を行う ・所得20万円以下でも、住民税の申告は市区町村に別途必要 ・報酬は「着金時」ではなく「発生時」のレートで円換算する ・100万円超の海外送金は税務署に把握されていると認識する ・領収書やカード明細、電子データは7年間厳重に保管する ・会社に副業を伏せるなら、住民税は必ず「普通徴収」を選択 ・医療費控除等を受ける際は少額の副業所得もすべて合算する ・パソコン代やネット代は仕事の割合に応じて適切に「按分」する ・所得が300万円を超えたら税理士への相談や法人化を検討する ・e-Taxを活用し、正確かつ期限内(3月15日迄)に納税を済ませる

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