前回の記事では、自分の生活スタイルに合ったトレードスタイルをあらかじめ決めてから、FXに挑戦すると良いという事について話しました。もし、見てないないという方は以下の記事も参考にして下さい!
そこで本記事では、次に多くの方が悩むFX取引業者の選ぶ際のポイントについて触れておこうと思います。どんなポイントがFX取引業者選びで大切なのか参考になると思います(^^)/
目次
FX取引業者には4つのタイプがある!
この記事を見ている皆さんの中にも知っている方もいるかと思いますが、1998年に新外為法が施行され、それまで銀行だけに認められていた外国為替取引が一般に開放されました。
つまり、FX取引が私たち一般人でもできるようになったという事です。そして、それと同時に数多くのFX取引業者が参入してきたことも記憶に新しいところではないかと思います。
基本的にFX取引業者には以下の4つのタイプがあります。
②商社系列
③商品先物系列
④独立系
FX取引業者は、現在、金融庁の監視下で運営されています。上記の4つのタイプの全てが金融庁の厳格な審査の元、運営を行っていますので、悪徳業者が存在する可能性は極めて低いでしょう。
ただ、一昔前までは証拠金を持ち逃げするような「悪徳業者」がFX取引業者として運営していた過去があるのも事実です。ですから、皆さんもいくら安心とはいえネットでしっかりとFX取引業者を比較するべきかと思います(^^)/
自分の投資スタイルに合ったFX取引業者選びのコツ!
先ず、FXを始めるのであれば自分の投資スタイルにふさわしいFX取引業者の選定をしたいところです。
とは言え、いきなり初心者の方に自分の投資スタイルに合ったFX取引業者を選べといいっても無理な話です。そこで以下にざっくりですが、FX取引業者を選ぶ際のポイントをまとめておきました。
- 取引手数料はどれくらいか?
- 注文の方法にはどんな種類があるのか?
- 通貨ペア数はどれくらいあるのか?
- スワップポイントの扱いはどうか?
- 管理画面が見やすくストレスがないか?
などがあります。
因みに、レバレッジと言って少ない証拠金で多くの資金を動かせる仕組みがありますが、現在、日本のFX取引業者は金融庁の規制ですべて25倍が限度となっています。
もし、このレバレッジの制限をなくして取引したいと思えば、海外で信頼のおけるFX取引業者を探してみると良いかと思います。(因みに私は、レバレッジが888倍まで増やせるXMTradingという海外FX業者を使っています。)
日本国内のFX取引業者選びの比較一覧表!
もしですが、自分のFX取引のスタイルが決まっているというのであれば、以下の日本のFX取引業者一覧表を参考にしてもらえればと思います。
取引業者 | 取引手数料 | 初回金額 | 取引単位 | 通貨ペア | スプレッド (米ドルー円) |
GMOクリック証券 | 無料 | なし | 10,000通貨 | 19種類 | 0.3銭 |
DMM.com証券 | 無料 | なし | 10,000通貨 | 20種類 | 0.3銭 |
外為オンライン | 無料 | 5,000円 | 1,000通貨 | 24種類 | 1.0銭 |
外為どっとコム | 無料 | なし | 1,000通貨 | 20種類 | 0.3銭 |
FXブロードネット | 無料 | なし | 1,000通貨 | 24種類 | 0.3銭 |
みんなのFX | 無料 | なし | 1,000通貨 | 16種類 | 0.3銭 |
LIONFX | 無料 | 10,000円 | 1,000通貨 | 50種類 | 0.3銭 |
FXプライム by GMO |
無料 | なし | 1,000通貨 | 18種類 | 0.6銭 |
SBI証券 | 無料 | なし | 1,000通貨 | 20種類 | 0.5選 |
ここで表記しているスプレッドは取引単位が1通貨の場合です。
例えば、GMOクリック証券で最低取引単位である10,000通貨で取引する場合、0.3銭=0.003円であるから、1回の取引で30円のスプレッドとなる。

FX初心者の方は、初めて取引を行う場合、二つ以上のFX取引業者で口座開設をする事をおすすめします。(口座開設だけなら無料でできます。)いくつか試した中から、自分の取引スタイルに合ったFX取引業者を選べば良いかと思います(^^)/
FX取引選びをしっかりしても自己流は軽く死ぬよ!
なぜ、日本のFX取引業者のレバレッジが25倍までになったのかの理由についても触れておきます。
1998年当時、日本の景気は決して良くはなかったといえます。現実、多くの会社でリストラや給料カットの話題が世間を騒がしていました。そこに、突如、舞い込んだのがFX取引による一獲千金の情報です。
FX取引を行う事で、今まで会社員では得られなかった給料を得られると多くの方が飛びついたのは言うまでもないことです。因みにFX取引を自己流でやるとどうなるかは以下の本が参考になるかと思います(`・ω・´)
【参考書その1】
上位の本は元々、コンビニ店員だった方が自己流でFX取引を始めてとんでもない思いをしたという自己体験記を書籍化したものです。
私的にはテクニックばかりを強調したFX参考書よりはるかに役立つのではと思っています(^^)/
【参考書その2】
そして、上記が続編の内容です。FXを独学で始めて破産して、どうして成功できたのかがよく分かるよう内容になっています。
皆さんも、時間がある時に本屋さんなどで探してみると良いかと思います。
FX取引を始めるなら先ずは正しい知識を!
上記の本の中で著書が触れているのが、無知のままFX取引を始める事の危険性です。それもレバレッジを無制限に賭けて取引するのは、破産するといっているようなものだといっています。
その為、日本では金融庁がFX取引のレバレッジを25倍までと定めたのです。
ただ、今回の話は日本のFX取引業者が良いとか、海外のレバレッジ制限がないFX取引業者が良いとかという話ではないです。あくまで、しっかりと正しい知識を身に着けてFX取引を始めてもらえればという事です。
もし、FX取引で破産するのではと考えがよぎるなんて言う方は、先ず、レバレッジを最小にして負けても良いくらいの金額で始められる事をおすすめします。
間違っても、全財産をぶち込むなんてことはしないでくださいね(^^)/
以上、FX取引業者の選び方が分からない!FX取引業者選びで注意するべきポイントとは?…という話でした。