FXというのは外国為替証拠金取引の事です。つまり、為替差益を狙って利益を狙うという事です。
つまりですが、FXを行うのには複数の通貨を取引する事になるという事です。例えば、皆さんが普段利用いている円、そしてアメリカのドルやヨーロッパのユーロなどです(^^)/
目次
FXで取引できる通貨の種類は約20種類もある!
全世界には、200の国があります。当たり前の話ですが、国ごとに通貨が違いますし、物価も違います。では、FXはそのすべての国の通貨が取引対象になるのかというと、決してそうではありません。
FXはアメリカ(米ドル)、ユーロ、イギリス(ポンド)など主要国から、トルコ(トルコリラ)、南アフリカ(ランド)など新興国まで、凡そ20種類の通貨が投資対象になります。
(取引業者によって扱っている通貨数は異なります。)
それぞれの通貨の特徴を知った上で、投資して下さい。例えば、国によって金利も異なるので、スワップポイント狙いの投資なら、金利の低い通貨(売り)と金利の高い通貨(買い)の通貨ペアを選ぶ、などです。
FXは日本円を絡めない外貨でも取引ができる!
FXは、一つの通貨を買う代わりに一つの通貨を売る事になります。日本から行う外貨投資なら、ドルを買う時は、日本円を売る事になります。
ところがFXでは、必ずしも日本円を絡めなくても構いません。米ドルとユーロ、というように外貨同士の売り買いもできます。これを「通貨ペア」と呼びます。
「スワップポイント」を狙うなら、低金利(売り)と高金利(買い)の通貨の組み合わせを選びます。「為替差益」を狙うなら、レートの安い国(売り)と高い国(買い)の通貨の組み合わせなどがあります。
FXで取引できる通貨にもそれぞれ特徴がある!
通貨というのは、その国ごと経済状況により特徴があります。それぞれの通貨の特徴を知った上で、取引を行えばより一層、FXが理解しやすくなるはずです。
資源国通貨の特徴
原油や鉄鉱石といった鉱物資源、あるいは農産物が経済を支えている国の通貨。
コモディティ通貨とも呼ばれ、原油価格や金価格に大きく左右される。つまり、原油価格が上昇すれば産油国の通貨は上昇し、金価格が上昇すれば産油国の通貨は上昇しやすくなる。
【主な原産国】
- オーストラリア(豪ドル)・・・鉄鉱石、石炭、ウラン、小麦などの農産物
- ニュージーランド(ニュージーランドドル)・・・農産物、畜産物
- 南アフリカ(ランド)・・・金、ダイヤモンド
- カナダ(カナダドル)・・・石油、天然ガス、金、ウラン
基軸通貨の特徴
国際通貨の中でも、流通量が多く、貿易の決済で扱われやすい通貨。
国際金融取引で基準通貨として使われる。経済的なイニシアチブを取る国家の通貨が、基軸通貨となりやすい。
基軸通貨は時代と共に移り変わっている。1900年代前半までイギリスのポンドが基軸通貨であった。第二次世界大戦後、米ドルが基軸通貨としての地位を占めているが、将来は人民元が基軸通貨になるとの見方が強い。
FX初心者はどの通貨ペアから始めればよいの?
FX初心者が取引を開始する際には、先ず疑問に思うのが「どの通貨ペアを選んだらよいのか?」という事ではないかと思います。そんな時は、日本円、アメリカドル、など馴染みがある通貨を選ぶべきでしょう。
特にアメリカドルなどはニュースなど情報が得やすいです。その方が取引をしていても、イメージをしやすいです。
そして、徐々に慣れてきたところでイギリスのポンドやヨーロッパのユーロなど変動が比較的おきやすい通貨にもチャレンジしてみるのも良いかと思います。
変動が大きいという事は、扱いが難しい代わりにうまく取引すれば利益を得やすくもなりますので(^^)/
以上、FXの取引通貨は何種類ある?円、ドル、ユーロなど通貨選びのポイントは?…という話でした。